1 鈴木♂
深く静かに潜航せよ
今月14日に「サウンド・オブ・ミュージック」や「ウェストサイド物語」を監督した
ハリウッドの巨匠ロバート・ワイズ監督が亡くなりました。
彼はSF映画からミュージカル映画まで手がけた大監督なのですが、その作品の
一つに「深く静かに潜航せよ」という往年の戦争映画があります。
お話は太平洋戦争中、自分の潜水艦を日本海軍の駆逐艦「秋風」に撃沈された
米海軍の潜水艦艦長(クラーク・ゲイブル)が復讐を誓い、新しい潜水艦に乗って
豊後水道(九州と四国の間の水道)で「秋風」と一対一の激しい死闘を行うという
ストーリーなのですが、私は正直言ってこのお話はフィクションだと今まで
思っていましたが最近になってからこの映画が実話を元にしたお話だと知って
ビックリ致しました。
ハリウッドの巨匠ロバート・ワイズ監督が亡くなりました。
彼はSF映画からミュージカル映画まで手がけた大監督なのですが、その作品の
一つに「深く静かに潜航せよ」という往年の戦争映画があります。
お話は太平洋戦争中、自分の潜水艦を日本海軍の駆逐艦「秋風」に撃沈された
米海軍の潜水艦艦長(クラーク・ゲイブル)が復讐を誓い、新しい潜水艦に乗って
豊後水道(九州と四国の間の水道)で「秋風」と一対一の激しい死闘を行うという
ストーリーなのですが、私は正直言ってこのお話はフィクションだと今まで
思っていましたが最近になってからこの映画が実話を元にしたお話だと知って
ビックリ致しました。
(PC)
2 鈴木♂
1945年7月17日、日本海軍の駆逐艦「神風」はマレー半島周辺海域で輸送船団
護衛の任務に就いておりました。
その頃既にシンガポールにいた日本海軍の軍艦は日本に引き上げるか撃沈されて
いて、マレー半島周辺で行動可能な日本の軍艦は「神風」しかありませんでした。
船団護衛中の「神風」はソナーで米潜水艦「ホークビル」を発見しますが、いきなり
6発の魚雷攻撃を受けます。
しかし「神風」はそれを全て回避し、爆雷を投下して「ホークビル」に反撃します。
数時間に渡る死闘によって「ホークビル」は大破して海底に着底しますが、それを
撃沈したと勘違いした「神風」はその海域を去り、その後に「ホークビル」は奇蹟的
な浮上を果たして助かりました。
その後、「神風」は7月18日〜20日の三日間に5隻以上の米潜水艦から魚雷攻撃を
受けますが、その全てをかわし無傷で8月15日の終戦を迎え、呉に帰還しました。
護衛の任務に就いておりました。
その頃既にシンガポールにいた日本海軍の軍艦は日本に引き上げるか撃沈されて
いて、マレー半島周辺で行動可能な日本の軍艦は「神風」しかありませんでした。
船団護衛中の「神風」はソナーで米潜水艦「ホークビル」を発見しますが、いきなり
6発の魚雷攻撃を受けます。
しかし「神風」はそれを全て回避し、爆雷を投下して「ホークビル」に反撃します。
数時間に渡る死闘によって「ホークビル」は大破して海底に着底しますが、それを
撃沈したと勘違いした「神風」はその海域を去り、その後に「ホークビル」は奇蹟的
な浮上を果たして助かりました。
その後、「神風」は7月18日〜20日の三日間に5隻以上の米潜水艦から魚雷攻撃を
受けますが、その全てをかわし無傷で8月15日の終戦を迎え、呉に帰還しました。
(PC)
3 鈴木♂
戦後になって「ホークビル」艦長のスキャランド大佐から「神風」艦長の春日中佐に
手紙が送られてきましたが、その中に5隻以上の潜水艦から魚雷攻撃を受けて
それを全てかわした春日艦長の操艦技術を讃える文章があったそうです。
そしてこのお話がやがてアメリカで出版化され、それを元にして映画化された
のがロバート・ワイズ監督の「深く静かに潜航せよ」なのだそうです。
鈴木♂の大叔父(祖父の弟)も戦争中、海軍中尉として駆逐艦〜掃海艇に乗って
おりましたが、映画みたいな本当のお話ってやっぱりあるみたいですね。
手紙が送られてきましたが、その中に5隻以上の潜水艦から魚雷攻撃を受けて
それを全てかわした春日艦長の操艦技術を讃える文章があったそうです。
そしてこのお話がやがてアメリカで出版化され、それを元にして映画化された
のがロバート・ワイズ監督の「深く静かに潜航せよ」なのだそうです。
鈴木♂の大叔父(祖父の弟)も戦争中、海軍中尉として駆逐艦〜掃海艇に乗って
おりましたが、映画みたいな本当のお話ってやっぱりあるみたいですね。
(PC)