1 鈴木♂

名残り雪

昨日からの新潟県内は久方ぶりの雪が舞うという寒い早春の一日となりました。

鈴木♂も今朝は普段通りの時間に愛車に乗って出勤したのですが、思わぬ渋滞で
遅刻しそうになったので、途中から普段は通らない近道を通って何とか出社時間
に間に合いました (-_-;) 。
鈴木♂の近所でもこの前の日曜日には自分でタイヤ交換をする「キーキー」という
ホイールのナットを外す音が聞こえていましたので、今朝の思わぬ渋滞の原因は
どうやら早々とタイヤをスタッドレスからノーマルに交換をしてしまったという
人がノロノロと車を走らせているという事が原因だったのではないかと思います。

鈴木♂という人は海岸沿いに住んでいる人なのですが、勤務している職場は
山沿いにありますから、こんな超暖冬の年でも3月いっぱいはスタッドレスタイヤ
で通すつもりだったので、今回の様な思わぬ降雪があっても大丈夫でした。

3月に降る名残り雪といえば、例え降っても地面に着くとすぐに消えるという
淡い雪をイメージするのですが、今回の様にいきなり10センチ以上も積もると
そんなロマンティックなイメージは全くありませんね (-_-;) 。

鈴木♂の人生の中で一番記憶に残っている名残り雪というのはたぶん小学校の
卒業式当日に見た景色だったのではないかと思います。
寒い木造体育館での卒業式も終わり、教室に戻って最後のHRを済ませてから
自分の荷物を持って生徒玄関を出ると綿を千切った様な雪が降っていました。
そんな降っては溶ける雪を眺めながら6年間通った木造校舎を後にしたのですが
その小学校も鈴木♂が大学生の時に取り壊されてしまい、夏休みで帰郷した
鈴木♂はバイクに乗って一人でその跡地を見に行きました。

自分の人生の中の何気ない光景が美しく思い出されるというのも、鈴木♂が
歳を取った証拠なのかもしれませんね。
(PC)