師走の真実

昨日やっと源泉徴収の書類を書き終えた鈴木♂です。
毎年この書類を書くともう年末なんだなぁという実感が湧きますね。

鈴木♂が仕事帰りにいつも寄るコンビニに昨日もいつも通りに寄ってみると
袈裟を着たスキンヘッドのお坊さんがひとりで買い物をしていました。
12月が師走(しわす)というのは師＝お坊さんも走り回るくらいの慌しい月だ
という意味らしいのですが、そのお坊さんもお弁当やお菓子を買ったり
はたまた子供向け食玩コーナーを物色したりと色々と忙しそうに買い物をして
おりました。

鈴木♂はコンビニで買い物をするリアルお坊さんを生まれて初めて見たのですが
その光景を見て｢なるほど師走とは良く言ったものだ｣と最初は感心致しましたが
その次に｢では何故12月になるとお坊さんが忙しくなるのだろう？｣という素朴な
疑問が湧きあがってきました。

鈴木♂には僧侶をしている親戚もいませんし友人もおりませんので、お寺の事情
というものが今一歩よく分かりませんが、12月にそれ程大きな仏教のイベントが
あるとは思えませんし、それよりもお盆のある８月のほうがお坊さんは忙しそう
です。

最近というか寒い季節になってくると放射冷却現象が起こるような寒い朝には
遠くのほうから救急車のサイレンがよく聞こえてきます。
これは結局お年寄りが寒さで脳卒中や心臓発作を起こして倒れたのではないかと
鈴木♂は想像しているのですが、もしそれが本当だとしたらお葬式が行われる
機会も普段の月よりは多いはずで、そうなるとお坊さんも忙しくなるというのが
｢師走｣の本当の語源ではないのかと。

話は変わりますが、最近鈴木♂がweb上で見かけた話題をひとつ御紹介すると
かつて「あの胸にもういちど」という往年のフランス映画で名声を博した
マリアンヌ・フェイスフルが38年ぶりに女優に復帰し「やわらかい手」という
自伝映画に出演してそれが最近、日本でも公開されたそうです。

彼女の祖母はレオポルト・フォン・ザッヘル＝マゾッホの姉であり
お金持ちの奥さんと不倫の末、駆け落ちしてマゾッホ男爵家を勘当された
レオポルトに代わって男爵家を継いだのが、レオポルトの姉の子供であり
マリアンヌ･フェイスフルの母親だというお話は日本ではあまり知られていない
みたいです。
ちなみにフェイスフルというのは彼女の父親(イギリス人)の名字なので
そのせいもあるのかもしれませんが。

彼女も世界的な女優から薬物中毒になって、更にはホームレスにまで落ちぶれて
そして今回女優に復帰した訳なのですが、大叔父であるレオポルトに負けない位
波乱万丈の人生を歩んでおられますね　(ｰ_ｰ;)　。