月いろの手紙 SONG NOTE

過去ログ179 2013/12/18 23:52

▼彩 愛 美D
World Map
 
縦列駐車が 苦手な私の代わりに
あなたがいとも簡単に 一発で決める
やられたって 想っちゃう瞬間
心臓が爆発しそうに なるじゃない

何気無く然り気無い 一瞬が
スライドのように ポジを切って

心のスクリーンに 映し出されて行く
様々なシーンが 愛の力になる
また一つ 想い出が増えたわ


手に届く範囲内の 私の小さな世界が
あなたと触れ合う事で 大きく変わる
見えなかった 壁の向こう側まで
簡単に飛び越えてしまう 嘘みたいに

撓やかに 伸びて行く指先の
爪の先まで 光り輝く

その手がその足が 与えてくれる愛
一夜にして ガラリと変わる世界観
一人では 辿り着けなかった


この手を決して 離さないでいてよ
何処までもずうっと 付いて行くからね


空白のマップが 次第に埋められて
点在する世界が 一つに繋がる
あなたの愛の光で 照らして


 
2013/12/18 23:52

▼彩 愛 美D
靴下いっぱいの夢
 
窓辺に吊した 靴下の中にどれだけ
たくさんの夢を 詰め込んで来たの
巡る星達が 毎日くれる
明日の夢だとか 希望だとか…

チョコのケーキにも バニラのケーキにも
それぞれの想いが 詰まっているもの

一夜で積もる雪に 凍える心にも
朝にはたくさん 詰め込まれた
暖かい想いで 膨らんでいる


ツリーに吊した 様々な夢を眺めて
予約した夢を 待ち焦がれて居た
大人に成っても 子供の頃の
想いが簡単に 消えはしない

サンタが居ないなんて 誰が決めたの
誰もがそれぞれの サンタを待って居る

一夜限りで消える 魔法の靴下に
託した想いを 探して居た
あの頃と変わらぬ 夢を抱いて


何処か遠くで ソリの音が聴こえる
この目を開けたら 全てが消えて
失くなってしまいそうで 怖かった


何時の日から 誰もが存在を否定して
サンタの姿が 見えなくなるけど
信じる想いが まだあるのなら
子供の夢をほら 想い出して



 
2013/12/11 23:55

▼彩 愛 美D
こころことば
 
頷く声も 朧になって行く
次第に言葉数が 少なくなって来たのは
この頃あなたの 事ばかりを考えて
頭が空っぽに なったからよ

何気無く始まる 朝の一言だって
意識し過ぎていては 上手く話せない

近付く程に こんなにも遠く感じる
手の届く距離さえ 解らなくなりそうよ
誰にも聴かせたくは無い この胸の鼓動が
まるでひとりごとのように 早口に変わる


寄り添い歩く 速度に負けそうな
想いが挫けそうで 言葉に出来なくなるの
ぼんやりあなたの 事ばかりが気になって
心と体が バラバラになる

何時もと変わらない 時の流れなのに
歪んだ時計が 示す別の時間

誰より近く 側に居たいはずの人が
何処か気まずさ覚え 近寄れなくなるのよ
誰にも気付かれたく無い この胸の高鳴り
それはひとりごとのように不意に漏れ出す


然り気無く漏れた言葉が 真実の言葉
わざわざ後から 言い直す意味も無いのに


隠そうとしても 隠し切れるものじゃない
知らない内態度に 現れてしまうものよ
誰より真実を 告げる心拍数値
ポロリひとりごとのように 想いを語る


 
2013/12/8 23:02

▼彩 愛 美D
私色の今
 
グラスに沈んだ 氷の中から
空気の欠片が 浮かんで来る
ふとした時に 想い出が弾ける
何の脈略も 見付からないままに

全ての事に 手を停めて宙を見ている
その想いの中に 心を支配されて行く

茜色の空も 星色の闇も青く輝く
キャンバスに変えて 夢を彩る
想いを辿るように 呟いた言葉の中に
ただあなただけを想う 私が居た


繋がりの前後 辻褄の合わない
矛盾を無視して 進んで行く
夢物語の真偽は ともかくも
頬杖と 溜息と 苦いコーヒー

何かをしたい 想いとは裏腹な心
何も手に着かずに ぼんやりとしている

がら空きの背中に冷たい夜風の優しい指先
私の心さえ 見透かすように
感じるままに語る 日常言葉の中で
誰に言うとも無く 滲む心の色


意図して放つ 言葉なんかじゃ無い
無意識に零れ出す 心の雫
もうあなたしか 見えなくなる


揺らぐ想い出 キャンドルライト淡く萌え
切なさの画用紙 いっぱいに描く
まだ何色でも無い それぞれの言葉が示す
一番素直な 今の私の声


 
2013/12/4 23:26

▼彩 愛 美D
ひとりごと
 
恋は楽しい事ばかりじゃ無い
背中合わせの淋しさに溺れて行く
楽し過ぎる程に淋しさは増して
恋は淋しさだと想い知らされる

どんな恋人も何時も一緒に
居られはしないと解っては居ても

誰にも言えない言葉が巡る
今度何時また逢えると指折り数えて
切なさ綴る ひとりごと
朝夢のように消えて行く


避けられて居る訳でも無いのに
淋しさは人を不安にさせて行く
恐れて居る事は言葉に出来ない
一人切りの夜に心痛めて

言葉に成らない言葉を呟く
一人の時間が長くなって来て

粉雪に沈む言葉の欠片
吐息のような短い言葉繰り返し
人に言えない ひとりごと
朝露の中へ閉じ込めて


すすり泣く手前で 踏み留まる
心の葛藤 変化する情緒宥めて


極限の闇に降り注ぐ光
助けてと叫ぶ心の言葉押し殺し
救い求める ひとりごと
朝焼けの窓に願うように


 
2013/11/28 0:08

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