彩 愛 美 詩歌集
過去ログ210
2015/11/4 22:53
▼彩 愛 美女 心
女性の心理の 全ての事なら
知り尽くしたただなんて あなたは言うけど
科学や数学なんかで 簡単に
答えなんて出せや しないものなのよ
エジソンや アインシュタインでも
一生を費やしたって 解けない難問
ましてや あなたなんかには
測り知れない 女心の奥深さ
上辺だけでの 付き合いばかりで
何を理解 出来たと言うの
男の人はどうだか 解らないけど
女の子は誰でも その胸の中に
小さな宝石を 隠しているの
恋をする度に 光を蓄えて
プラチナや ダイヤモンドでも
とうてい叶いはしない 輝きを放つ
心の 原石を磨く
きれいな恋が 女心を照らし出す
内面から 光り出す想いが
女の子を 女に変えるの
あまり簡単に 決め付けないでね
女の心の中には 数え切れない宝石があるのよ
どんなスケール 持ち出しても
測れはしない 女心の大きさを
あなたはまだ 何も知らないのよ
一からお勉強 して来てね
2015/11/4 22:53
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▼彩 愛 美女 友 達
男に振られたと 涙をこぼして
また直ぐここへと 戻って来るのね
もう何度も 繰り返して来たのよ
介抱する こっちの身にもなってよね
全く男性の魅力に 勝てないだなんて
屈辱以外の 何物でも無いわ
ねぇどっちが 泣きたい気分なのか
ちゃんと解って いるのかしら
結局ただの 女友達だとしか
想われては いないのね
同じ屋根の下で 暮らして居ても
同棲じゃなくて ただのルームシェア
どんなにモーション 起こしてみたって
空を切るラブサイン 溜め息出ちゃう
届かない想いは まるで恋愛対象外
同じ極性で 引き合う事も無いの
ねぇどっちが 無駄な恋をしているの
ちゃんと伝わらずに 足掻いて
空論並べ 女友達同士の
叶わない 恋に落ちて
朝から晩まで 自由に飛び廻るあなた
追い掛けても永遠に 追い付けない運命
もうどっちだって いい気分になる
何だか笑って しまいたいね
何を言っても 女友達なんだね
外見は どうだってね
2015/11/1 23:07
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▼彩 愛 美因果宇宙 小さな頃から
よく聴かされていた
風が吹けば 桶屋が儲かる
そんな 馬鹿な話なんて
まるで 自分とは
関係無い場所で
大きな災害が起きて
他人事だと想って見ていた
ニュース映像が
品不足や 流通停止で
当たり前のように
並んでいた商品が
買えなくなってしまった
小さな頃から
よく聴かされていた
一羽の蝶の羽ばたきで 嵐が起きる
まさかね なんて
信じようともしなかった
僅か5cmの 津波が
陸地に辿り着いた時には
10mを越える 大津波になって
町中全てを飲み込んで
何もかもを 流してしまった
対岸の火事だと
安心していた その火花だって
何時 飛び火しても
おかしくは無いのに
そんな事にも気付かずに
それ程に今 この星の距離は
急速に 縮まっていた
2015/11/1 22:53
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▼彩 愛 美毎 日 ありふれた
瞬間を 集めて
毎日が 出来る
これと言って
おもしろい事なんて
数える程も無く
それでも
止める事も無く
続けているから
毎日が 出来る
生きている間
降りる事を許されない
各駅停車で
無数に在る路線の中から
何処をどう通るかは
自分で決めなければ
ならなくて
後戻りは 出来ない
決まった 駅は無く
到着した駅には
やる事が 沢山在って
辛くても 苦しくても
ノルマを クリアーすれば
次の駅へと 迎えられる
いい事も 悪い事も
全て 自分次第で
誰のせいでも無い
何が 正解で 間違いかは
あくまで 結果論で
それでも
答えを 求めて
前に進んで 行くから
毎日が 出来る
2015/10/25 22:58
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▼彩 愛 美雨と知っていても
肝心な事は何時も 何かを忘れている
そうよ誰かのせいにすれば 楽だものね
今時天気予報の 一つくらいじゃ
遅れた言い訳にも なりはしないわ
想い出に降り頻る 雨がこんなにも
冷たいものだったなんて 想いもしなかった
外が雨と知っていても尚
こんなにも心を 急がせているなんて
次のバスの 時間さえも
気に停めずに 走っていた
逢いたい気持ちは 百万倍にも膨れ上がる
何がそうさせるのかなんて 解らないわ
一々考えるなんて ガラじゃない
心の赴くままに 突き進むだけ
面倒臭いと 言い捨てた後で
何故か嬉しそうな顔で 出掛け支度をしていた
今が雨と知っていても尚
傘を持つ事もせず 部屋を飛び出していた
不意の事に 戸惑っている
私の知らない 私が居た
こんなにも積極的な 自分が隠れていた
もう一人の私 このまま恋に溺れてみたい
空が雨と知っていても尚
あなたに青空を 探し求めていたの
何時か晴れる 明日もある
そして笑顔を 浮かべるの
2015/10/21 23:36
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