オリつく オーナー会議
過去ログ118
2004/9/16 18:27
▼鹿■「新しい枠組みの旗手に」
一方、『ベースボール経営革命』の著者で、球団経営に詳しい北矢行男・多摩大学教授は、構造改革にエールを送る。
「神戸を本拠地に考えているようですから、地域と一体となって徹底的に“おらがチーム”づくりをしてほしい。その方向ならビジネスは成り立つ」とし、「三木谷氏はエスタブリッシュメント界でも成功できる人材なのに、ベンチャーに飛び込んだ人ですから、大いに期待しています。既存利権に取り込まれないで、風穴を開け、新しいパラダイム(枠組み)の旗手になってほしい」。
結局、(1)ライブドアに対抗できる(2)新事業の宣伝につながる(3)お膝元の神戸からライバルの“ヤフーBBスタジアム”の名称を放逐できる(4)うまくすれば儲けを出せる(5)構造改革の立役者にもなれる−とのソロバンを弾いたのか。そりゃ、手を挙げなければ損というものだろう。
9/16 18:27
▼鹿 「まず昨今のプロ野球を巡る状況はパンドラの箱が開いて、もう決して後戻りできません。つまり、“保証金25億円で新規参入を認める”などという段階で止まるはずもなく、文字通り、構造改革まで突き進む。外資や買収ファンドによる破綻企業の再生ビジネスに見られるように、儲けるチャンスです」
「現在、セ・リーグ球団が再編に反対しているのは赤字幅が広がるからですが、三木谷氏が『このビジネスモデルなら黒字になります』と提示できれば、各球団は既存利権を手放しても、構造改革に両手を上げて賛成するでしょう」
楽天に加え、参入が噂される給食受託会社『シダックス』の志太勤会長(69)も、一代で売り上げ1000億円超の会社を築いたベンチャー起業家で、ニュービジネス協議会の会長も務める。
その志太氏は最近のインタビューで、「今、参入しても何も変えることができない」と話している。裏を返せば、「構造改革さえできれば儲けることができるから、参入したい」と読むこともできる。
9/16 18:26
▼鹿「三木谷氏の狙いは、次の事業の柱となる個人向け金融事業の確立。テレビCMなど知名度が生命線を握るビジネスですから、毎日のように球団名がスポーツニュースで報じられるプロ野球チームの維持費は、近鉄のように“赤字”ととらえるのではなく、むしろ“効率的な投資”と考えることができる」(関係者)
だが、竹中平蔵金融経財相のブレーン、木村剛氏が来月創刊する雑誌『フィナンシャル ジャパン』の編集長で、ネット起業に詳しい岡本呻也氏は「当然、プロ野球で儲けることを計算している」とみる。
実際、三木谷氏は、神戸市が放り出したサッカーJ1「ヴィッセル神戸」の経営で、自前のサイトでのチケット販売や神戸旅行との抱き合わせ企画などで新しいビジネスモデルを示した。女性人気を当てこんで獲得したトルコのイルハン選手に“脱走”される見通しの甘さはあったが、“宣伝費”ととらえれば十分にペイしたとされる。
岡本氏は、プロ野球の球団経営には、それ以上の効果を期待する。
9/16 18:26
▼鹿楽天・三木谷社長の勝算と野望、したたかな「宣伝費」
ITベンチャーでは、ソフトバンクと並び称される存在に成長した『楽天』がプロ野球の球団経営に乗り出すことが15日、明らかになり、波紋を広げている。「『ライブドア』に続く“錬金術師”らしい売名行為」との声も聞かれ、当日は株価も下げた。だが、同社を率いる三木谷(みきたに)浩史会長兼社長(39)を知る関係者は「本当に彼が決心したなら、したたかな計算と戦略がある」と打ち明ける。どんな野望なのか。
楽天は昨年来、旅行予約サイト最大手「旅の窓口」(買収額323億円)、ネット専業の「DLJディレクト証券(現・楽天証券)」(同300億円)、あおぞら銀行系の「あおぞらカード」(同74億円)などを相次いで買収した。
そして、球団経営への参戦である。
9/16 18:25
▼ララライブドア、ドンドン具体的になってきたねえ。ええことや。
これぞまさにドリームチームや。
9/16 17:05