1 陽花

『踊る大捜査線』初日舞台挨拶

織田裕二、香取慎吾のイジりにダウン 昔と「暑苦しさが変わってない」
 俳優の織田裕二、SMAPの香取慎吾らが7日、都内で行われた映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』公開初日舞台あいさつに出席。織田は、本作で『踊る』初参加となった香取に「昔ご一緒したときと変わってない。どこが? 暑苦しいところですかね」とイジられると、苦笑しながらマイクをステージに置き呆然。「いや、すごく熱い情熱でお芝居されていたんです!」という香取のフォローも虚しく、「ごめんね、良い感じでお芝居できるようにやってたんだけどな〜」と苦笑いで肩を落としていた。

 過去に自身が出演するフジテレビ系『SMAP×SMAP』で、青島俊作刑事に扮し『踊る』のパロディーを演じたほど同作ファンの香取は「夢がかないました。お仕事決まったときに声を出して喜んだのは初めてです」と感慨ひとしお。「最後にとっておきの思い出をつくりに、劇場に足を運んでください」とアピールした。

 過去の香取との共演を振り返った織田は「まだ20歳くらいだったかな。台本のセリフを覚えてないのに、よく寝てられるなって感じのガキでした」と“お返し”。それでも、今回の再共演で「近寄るなオーラも出して役作りしてた」と、役者としての成長を称賛した。

 青島として走り続けた織田は、愛用のコートを身につけ「なんとも言えないくらい最高の気分です」と感無量。登壇時に織田と固い握手を交わした柳葉敏郎も「15年間、本当にありがとうございました」と深々頭を下げた。

 この日はほかにユースケ・サンタマリア、内田有紀、小泉孝太郎、北村総一朗、斉藤暁、水野美紀、小栗旬、本広克行監督が出席した。