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吾郎&剛&慎吾が新聞広告でメッセージ計画

■ジャニーズ退社の稲垣&草なぎ&香取 新聞広告でメッセージ計画

 8日にジャニーズ事務所を退社した稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の元SMAPの3人が、新聞広告で今後の活動について前向きなメッセージを発表することを検討していることが10日、分かった。

 関係者によると「3人が合同でメッセージを発信することを考えている」という。3人は退社後の活動に関して明確な言葉を発していないため、注目を集めそうだ。掲載時期は今月下旬以降になるとみられる。

 新聞広告でメッセージを出すことは、SMAPのファンが取った手法だ。デビュー25周年の記念日となった昨年9月9日、東京新聞朝刊の個人広告欄がファンによる祝福メッセージで埋め尽くされた。ファンがツイッターで呼びかけて「25周年おめでとう」「SMAPは永久に不滅です」などと思い思いの言葉で節目を祝った。ファンはその後もメンバーの誕生日などに同広告欄をジャックした。

 また、解散直前の昨年12月30日にも、朝日新聞の朝刊に8ページにわたる全面広告で応援メッセージが掲載された。ファンがクラウドファンディングで資金を集めて実現させた。

 3人が新聞広告で自分たちの思いを発信することは、新聞広告を通じて支援してくれたファンへの返信であり、お礼でもある。関係者は「ファンの皆さんを安心させたいという思いもあって、新聞という媒体を選んだようだ。今後、新聞の紙面がファンとの交流の場になっていくことも考えられる」と話している。

◆草なぎ&香取、ジャニーズ退社後初めて心情語る…ラジオで前向きに

 8日にジャニーズ事務所を退社した草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の元SMAPの2人が、10日に放送されたラジオで初めて心情を語った。パーソナリティーを務めるbay fm「ShinTsuyo POWER SPLASH」で、草なぎは「頑張っていこう」、香取は「これから始まりだ」と、ともに前向きな思いを口にした。

 番組は退社翌日の9日に収録されたもの。2人は昨年8月、SMAP解散が発表された際に短い文書でコメントを発表。今年6月には退社が発表になったが、この日までは生で心情を語ることはなかった。

 番組終盤のフリートークで、稲垣吾郎(43)を含む3人の退社が注目を集めていることに、草なぎは「退社をするというのにありがたいこと」と感謝。「心配する人もいると思うんですけど、とりあえずは頑張っていこうと」と、ファンに向けて心の内を明かした。

 香取は「人生で“さあ、これからだ”と思った時は何度もありました。また“さあ、これから始まりだ”という感じですかね」と、既に気持ちを切り替えている様子だった。

 草なぎは「新しいことに飛び込んで行く時に不安みたいなことは付きもの」と今後について若干の心配も吐露。香取も「皆さんに不安やネガティブな感情を抱かせてしまっているのが申し訳ない」とファンに謝罪した。

 ただ最後には、香取は「これからのことはこれから。どんどん始まっていくので、始めていくので」、草なぎは「やっぱり進んでいくしかないよね」と前向きなコメント。放送終了後、インターネット上には「この1年半、(メンバーの気持ちが)何も聞けずに苦しかった」「胸の内を語ってくれてありがとう」など、ファンの書き込みがあふれた。

(17/9/11(月)スポニチ)