1 陽花

ジャニーさんお別れ会に中居&木村出席H

◆KinKi ジャニーさんの思い出語る 剛「お父さんであり、友達」

 KinKi Kidsの堂本光一(40)と堂本剛(40)は並んで取材対応。光一は「今日はジャニーさんが『やめてよ〜』って言っていると思う」と苦笑いを浮かべつつも思い出を語った。

 2人はひときわ厳しく指導された。褒められることよりも「You最悪だよ」と厳しい言葉をかけられることも多かったが、光一は「愛情って分かっていますし、もう一度聞きたい」と懐かしんだ。

 米ニューヨークでジャニーさんから突然デモテープを聴かされ「Youたちどう思う?」と尋ねられ、それがデビューシングル「硝子の少年」だったことを回想した。剛は「お父さんであり、友達だった」と明かし「壁にぶち当たった時には『ジャニーさんはこういうだろうな』と自問自答してやっていければ」と誓った。

◆Snow ManとSixTONES 恩師・ジャニーさんに感謝と活躍誓う

 来年に同時デビューするジャニーズJr.のSnow ManとSixTONESは恩師の前で感謝と決意表明した。Six−のジェシー(23)は「ジャニーさんに『SixTONES見とけよ。後で電話するね』と伝えた」と“挑戦状”をつきつけて笑顔。Snow Manの岩本照(26)は「遺影を見て思ったのは、この時代に共に生きられて良かった(ということ)。生まれ変わったとしてもジャニーズに入りたいという時代を作って行きたい」とエンターテインメントを創造していく決意を表した。

◆郷ひろみ、川崎麻世らOBも多数参列 布川敏和 ジャニーさんのエピソード明かす

 過去にジャニーズ事務所に所属し、現在は退所したタレントも数多く参列した。

 1988年にシブがき隊を解散後、事務所を移籍した布川敏和(54)は「今日は先輩とか後輩とか、普段会えない方とお話しできました。ジャニーさんがこういう機会を作ってくれたのかな」としみじみ。「すぐ『お腹空いてないの?』ってスパゲッティー作ってくれたり、ラーメン屋連れてってくれたり…。口癖のように『お腹空いてない?』って言ってくれました」とエピソードを明かした。

 94年に光GENJIを脱退し、事務所も離れた大沢樹生(50)は「同窓会みたいだった。変な言い方だけど、心地よかった」と笑顔。川崎麻世(56)は、デビュー曲で日本レコード大賞最優秀新人賞を逃した際の話として「14歳の時に『YOU、挫折は人を強くするんだよ』って言われて…。その言葉が、今でも残っています」と目を真っ赤にしながら話した。

 その他、歌手・郷ひろみ(63)や、布川らとシブがき隊を結成したタレント・薬丸裕英(53)、2003年にNEWSを脱退して、事務所も退所したONE OK ROCKのTaka(31)らも参列。大恩人への感謝を示していた。

◆安倍首相が弔電「次代を担う皆さんへとしっかり受け継がれていく」

 各界の著名人から多数の弔電が寄せられる中、唯一、披露されたのが、安倍晋三首相(64)からのもので、近藤真彦が代読した。

 安倍首相は弔電で「半世紀以上の長きにわたり、ショービジネスの世界に新風を吹き込み、エンターテインメントの新たな可能性を追い求めてこられました」と功績を評価した。その上で「ジャニーさんのエンターテインメントへの熱い思い、託したバトンは、必ずや、次代を担う皆さんへとしっかり受け継がれていく」と、後進の活躍にも期待を示した。

◆草なぎ剛 ジャニーさんへの感謝明かす「教えを胸に抱いて…」涙で天国に誓い

 元SMAPで俳優の草なぎ剛(45)が4日、大阪市内で行われた映画「台風家族」(6日公開)の舞台あいさつ付き先行上映会に参加。ジャニーズ事務所時代の恩師であるジャニーさんへ「たくさんのお客さんの前に立てているのはジャニーさんのおかげです。教えを胸に抱いてエンターテインメントの世界を歩んでいきたい」と感謝の言葉を送った。

 今作の撮影中にダンスを求められたときに教えが生きたといい、涙を浮かべ「これからも『ユー、やっちゃいなよ』精神で頑張っていきたい」と天国に誓った。

(19/9/5(木)デイリースポーツ)