1 陽花
【スポーツ報知】プロ野球開幕、中居インタビュー
■中居正広、プロ野球開幕へ展望語る「坂本２０００安打簡単にクリアなら巨人連覇近づく」
熱狂的Ｇ党で知られるタレントの中居正広（４７）がスポーツ報知のインタビューに応じ、１９日に開幕を迎える今季のプロ野球の展望を語った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で３か月遅れとなり、当面は無観客での開催。“新たな応援様式”への思いとともに、巨人のリーグ連覇の鍵に２０００安打にあと１１６に迫る坂本勇人選手、またシーズン１２０試合制や延長１０回打ち切りなど特例に対応するベンチワークを挙げた。今季開催が危ぶまれている米大リーグとの夢コラボについても語った。
やっとです。こんな暇な３か月間はなかった。開幕、本当に楽しみにしていました。でも、自分でも当日どういう気持ちになるのか分からない。やっぱり開幕は特別セレモニーがあったりするじゃないですか。でも、今年はない。開幕３連戦なんて絶対にどこか観戦するはずだけど、行けないですし。テレビで無観客の開幕を、どういう気持ちで見るのかな。
毎年、自主トレがあってキャンプ、オープン戦とホップステップジャンプで、見る側も気持ちが上がっての開幕。初めての気持ち。球団や選手たちも分からないと思う。延長１０回だったり、登録人数が増えたり特例がたくさんある。僕も僕で素人なりに考えたりするけど、いろんなシミュレーションが必要。“教科書”がない分、ベンチの手腕が問われるというか。そこは、楽しみっちゃ楽しみ。これは元木（大介）ヘッド、大変ですよ。
選手の調子も、例年とは違ってくると思う。解説の人が『暑くなってきて選手は、だいぶ体が動きます。状態は上がってきています』って、その時期から開幕ですから。バッターも例年より仕上がった状態で開幕を迎えるんじゃ。その中で外国人枠を５人に拡大となると、いよいよＤｅＮＡが…。広島もそうだけど、外国人のレベルはやっぱりジャイアンツと比べても高い。
ジャイアンツのキーマンを挙げるなら、坂本選手。いろいろあったけど、開幕当日はどうなんだろう。でも（２０００安打まで）１２０試合で１１６は、もちろん打てる選手。そこを簡単にクリアできるような活躍があれば、巨人の優勝が近くなってくる。
ジャイアンツは開幕５カードのうち４カードが東京ドームで、あと１は横浜（スタジアム）。逆にシーズン終盤にビジターが増えるってことでしょ？ 後半戦、きつくなりそうだし、選手のコンディションが大事になってきそう。
あと、開幕直前の練習試合を見たら、チャンステーマが流れていた。無観客でも臨場感があったけど、でもチャンスじゃないと、やっぱり無観客。応援、自分でも不安です。ちゃんと今までのように熱心に見られるコンディションになるのかなとか。もちろん絶対に見るんですけど。
昨シーズンは一緒に美酒を味わわせてもらったけど、今年はビールかけ…サヨナラとかのときも（祝福は）どうなるのかな。密集できないわけですから、球場ごとにスペシャルな演出を用意してほしい。球団も知恵を絞るいいチャンス。どうすれば、いつも以上に野球を楽しんでもらえるかなっていうのも考えてほしい。
ジャイアンツの戦力としては（米大リーグに移籍した）山口（俊）投手が大きいな〜って。今、米国は社会情勢の問題もある。本当に今シーズンの開催がゼロという可能性もあるなら、ＭＬＢとＮＰＢでレンタルとか、そういう特例ないんですかね。
楽しみじゃないですか。移籍前に在籍していたチームにレンタルとか。楽天にマー君（田中将大）がいて、日本ハムにダルビッシュ（有）、大谷（翔平）、広島にマエケン（前田健太）。今のＤｅＮＡに筒香（嘉智）がいたら、やっべぇなってなるけど…。東京五輪も延期になったんだし、そういうの夢あるじゃないですか。見てみたいですよね。見てみたくないですか？ そういうのがほしい。
見る側として、不安もあるけど、本当に開幕を迎えられて良かったです。ジャイアンツはもちろん、こういう状況の中で、どうワクワクさせてくれるのか。期待しています。
◆清原和博氏にエール…球界復帰を熱望
中居はインタビューの中で、元プロ野球選手の清原和博氏（５２）にエールを送った。覚醒剤取締法違反で有罪となり、１５日に執行猶予期間が満了した。「友達というわけではなく、宣伝したいわけじゃないけど、キヨさんから本が届きました」と明かした。清原氏は１５日に著書「薬物依存症」を出版。「間接で届いたんですけど、すげぇうれしかった。でも、読んだらやっぱりつらい。球界に何とか」と復帰を切に願った。
また夏の甲子園が中止となった高校野球にも言及。春のセンバツ出場校に対しては、８月に代替の「交流試合」が開催されることが決まった。「高野連も何かしらっていうふうに考えてくれていたのが良かったし、うれしかった」と喜んだ。ドラフトについては「埋もれてる原石、光ってないものをどう見つけるか」と案じていた。
◆中居 正広（なかい・まさひろ）１９７２年８月１８日、神奈川県生まれ。４７歳。２０００年の巨人開幕戦（東京Ｄ）で国歌独唱、１４年にＳＭＡＰとして国歌斉唱を担当。０４年アテネ五輪から夏冬８大会連続でＴＢＳ系五輪中継のメインキャスター。０７年からフジテレビ系野球番組「たまッチ！」（不定期放送）に出演。１３、１７年の「ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）」で日本野球機構公式サポーターを務めた。
（20/6/19(金)スポーツ報知）
熱狂的Ｇ党で知られるタレントの中居正広（４７）がスポーツ報知のインタビューに応じ、１９日に開幕を迎える今季のプロ野球の展望を語った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で３か月遅れとなり、当面は無観客での開催。“新たな応援様式”への思いとともに、巨人のリーグ連覇の鍵に２０００安打にあと１１６に迫る坂本勇人選手、またシーズン１２０試合制や延長１０回打ち切りなど特例に対応するベンチワークを挙げた。今季開催が危ぶまれている米大リーグとの夢コラボについても語った。
やっとです。こんな暇な３か月間はなかった。開幕、本当に楽しみにしていました。でも、自分でも当日どういう気持ちになるのか分からない。やっぱり開幕は特別セレモニーがあったりするじゃないですか。でも、今年はない。開幕３連戦なんて絶対にどこか観戦するはずだけど、行けないですし。テレビで無観客の開幕を、どういう気持ちで見るのかな。
毎年、自主トレがあってキャンプ、オープン戦とホップステップジャンプで、見る側も気持ちが上がっての開幕。初めての気持ち。球団や選手たちも分からないと思う。延長１０回だったり、登録人数が増えたり特例がたくさんある。僕も僕で素人なりに考えたりするけど、いろんなシミュレーションが必要。“教科書”がない分、ベンチの手腕が問われるというか。そこは、楽しみっちゃ楽しみ。これは元木（大介）ヘッド、大変ですよ。
選手の調子も、例年とは違ってくると思う。解説の人が『暑くなってきて選手は、だいぶ体が動きます。状態は上がってきています』って、その時期から開幕ですから。バッターも例年より仕上がった状態で開幕を迎えるんじゃ。その中で外国人枠を５人に拡大となると、いよいよＤｅＮＡが…。広島もそうだけど、外国人のレベルはやっぱりジャイアンツと比べても高い。
ジャイアンツのキーマンを挙げるなら、坂本選手。いろいろあったけど、開幕当日はどうなんだろう。でも（２０００安打まで）１２０試合で１１６は、もちろん打てる選手。そこを簡単にクリアできるような活躍があれば、巨人の優勝が近くなってくる。
ジャイアンツは開幕５カードのうち４カードが東京ドームで、あと１は横浜（スタジアム）。逆にシーズン終盤にビジターが増えるってことでしょ？ 後半戦、きつくなりそうだし、選手のコンディションが大事になってきそう。
あと、開幕直前の練習試合を見たら、チャンステーマが流れていた。無観客でも臨場感があったけど、でもチャンスじゃないと、やっぱり無観客。応援、自分でも不安です。ちゃんと今までのように熱心に見られるコンディションになるのかなとか。もちろん絶対に見るんですけど。
昨シーズンは一緒に美酒を味わわせてもらったけど、今年はビールかけ…サヨナラとかのときも（祝福は）どうなるのかな。密集できないわけですから、球場ごとにスペシャルな演出を用意してほしい。球団も知恵を絞るいいチャンス。どうすれば、いつも以上に野球を楽しんでもらえるかなっていうのも考えてほしい。
ジャイアンツの戦力としては（米大リーグに移籍した）山口（俊）投手が大きいな〜って。今、米国は社会情勢の問題もある。本当に今シーズンの開催がゼロという可能性もあるなら、ＭＬＢとＮＰＢでレンタルとか、そういう特例ないんですかね。
楽しみじゃないですか。移籍前に在籍していたチームにレンタルとか。楽天にマー君（田中将大）がいて、日本ハムにダルビッシュ（有）、大谷（翔平）、広島にマエケン（前田健太）。今のＤｅＮＡに筒香（嘉智）がいたら、やっべぇなってなるけど…。東京五輪も延期になったんだし、そういうの夢あるじゃないですか。見てみたいですよね。見てみたくないですか？ そういうのがほしい。
見る側として、不安もあるけど、本当に開幕を迎えられて良かったです。ジャイアンツはもちろん、こういう状況の中で、どうワクワクさせてくれるのか。期待しています。
◆清原和博氏にエール…球界復帰を熱望
中居はインタビューの中で、元プロ野球選手の清原和博氏（５２）にエールを送った。覚醒剤取締法違反で有罪となり、１５日に執行猶予期間が満了した。「友達というわけではなく、宣伝したいわけじゃないけど、キヨさんから本が届きました」と明かした。清原氏は１５日に著書「薬物依存症」を出版。「間接で届いたんですけど、すげぇうれしかった。でも、読んだらやっぱりつらい。球界に何とか」と復帰を切に願った。
また夏の甲子園が中止となった高校野球にも言及。春のセンバツ出場校に対しては、８月に代替の「交流試合」が開催されることが決まった。「高野連も何かしらっていうふうに考えてくれていたのが良かったし、うれしかった」と喜んだ。ドラフトについては「埋もれてる原石、光ってないものをどう見つけるか」と案じていた。
◆中居 正広（なかい・まさひろ）１９７２年８月１８日、神奈川県生まれ。４７歳。２０００年の巨人開幕戦（東京Ｄ）で国歌独唱、１４年にＳＭＡＰとして国歌斉唱を担当。０４年アテネ五輪から夏冬８大会連続でＴＢＳ系五輪中継のメインキャスター。０７年からフジテレビ系野球番組「たまッチ！」（不定期放送）に出演。１３、１７年の「ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）」で日本野球機構公式サポーターを務めた。
（20/6/19(金)スポーツ報知）