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木村主演ドラマ『BG』2ヶ月遅れの初回、高視聴率

■木村拓哉主演『BG〜身辺警護人〜』2ヶ月遅れの初回、世帯17.0%、個人9.4%の高視聴率

 木村拓哉が主演するテレビ朝日系新ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(毎週木曜 後9:00)の第1話(20分拡大スペシャル)が18日に放送され、番組平均視聴率が世帯17.0%、個人9.4%と高視聴率だったことが19日、わかった。なお、2018年1月クールに放送された前シリーズの初回は15.7%だった。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 武器を持たず丸腰の状態で“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護る民間ボディーガード、島崎章(木村)を主軸に描く人間ドラマ。斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗ら、前シリーズのレギュラーメンバーに加え、市川実日子、勝村政信、仲村トオルらが新キャストが参戦している。

 同ドラマは、新型コロナウイルスの感染拡大により撮影スケジュールに変更が生じたため、4月に予定していた放送スタート日が延期となり、2ヶ月遅れたものの高視聴率でのスタートとなった。

 新シリーズでは、組織という枠組みから抜け出し、私設ボディーガードに転身する章。第1話では、章たちが勤めていた「日ノ出警備保障」が、やり手の経営者・劉光明(仲村)率いるIT系総合企業「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」に買収され、「KICKSガード」身辺警護課の所属に変わっていたところからはじまり、章が会社を辞める経緯が描かれた。

 フリーのボディーガードとして最初のクライアントになったのは、「関東工科大学」の元講師・松野信介(青木崇高と)。今から3年前、厳重ロックのかかった実験室で研究員・伊丹綾子(竹島由夏)を窒息死させた容疑がかかり、世間から散々叩かれるも、最終的には業務上過失致死罪と判断されて禁錮刑に処せられた男だった。出所後のボディーガードをすることになった章。そこへ、「日ノ出警備保障」時代からの仲間・高梨雅也(斎藤)も助っ人にやってくるという内容だった。

 今後、章は“個人”として何を考え、どうクライアントを護っていくのか。独立した章たちを敵視する組織とのせめぎ合い、そんな組織に残ることを選択した仲間との関係性、どんなクライアントが現れるのかも含めて、今後の展開が楽しみになる第1話だった。


(20/6/19(金)ORICON NEWS)