1 陽花

吾郎主演舞台『No.9』公開ゲネプロ前囲み取材

■稲垣吾郎、今年の漢字は「森」 元SMAP・森且行の日本選手権初Vに喜び

 俳優の稲垣吾郎が12日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われた舞台『No.9−不滅の旋律−』公開ゲネプロ前の囲み取材に出席。今年も残りわずかということで記者から「今年を漢字一文字で表すとしたら?」と聞かれると、元SMAPのメンバーでオートレーサーに転身した森且行選手が11月に『第52回SG日本選手権オートレース』で初優勝したこともあり「森!」と力強く伝えた。

 今年を振り返ることになった稲垣は「そうだな〜…」とゆっくりと考えながら、「うれしいニュースというのは、元、一緒に(SMAPとして)頑張っていた森くんが優勝したことがうれしかったですね」とにっこり。

 森選手が優勝したその日、稲垣、草なぎ剛、香取慎吾は連名で「念願の日本選手権での初優勝、おめでとう」と伝え「3年前、僕たちが新たなスタートをきった際に出演した『72時間テレビ』で森君に21年ぶりに再会し、初めてレース場で走っている姿を見ました。その時に、たくさんのパワーをもらい、励まされました。あれから3年後の今日、森くんが夢をかなえる事が出来、僕たちも本当にうれしいです」とコメント。最後は「そして、改めて、たくさんの元気とやる気をいただきました。これからも、お互いに、何があっても諦めずに、前に進んで、頑張りましょう!!!」とメッセージを送っていた。

 そんな思いもあって今回、稲垣は「どうですか、今年1年…。『森』!」と力強く記者に伝えると、仲間思いの姿に感動した報道陣から拍手が起きた。

 2015年に初演、18年に再演され、3回目の上演となる同作は、稲垣演じる天才・ベートーヴェンの聴覚を失ってから、最後の交響曲「第九番」生み出すまで、どのような劇的な半生を送ったのかを描く物語。彼を支えるヒロイン・マリア役を剛力彩芽が担当する。13日〜来年1月7日まで上演される。


(20/12/12(土)ORICON NEWS)