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岡田准一が主演映画公開御礼舞台挨拶に中居プレゼントの靴履き登場

■“解散翌日”岡田准一、きのうは眠れず 中居正広から贈られた靴を履き新たな一歩

 俳優の岡田准一が2日、映画『燃えよ剣』公開御礼舞台あいさつに参加した。きのう1日、所属していた人気グループ・V6が解散したことについて、「自分から言いますけど、きのうV6という長い間にやってきた活動が終わるなか、公開される映画ということでとても大事に、コロナで延期になってこのタイミングとなったのですが、自分としても大事な作品を観ていただけることをうれしく思っています」と新たな船出に気合を込めた。

 江戸時代末期。黒船来航後の激動の幕末を舞台に、わずか6年だけ存在した「新選組」の志士たちの生きざまを描く今作。時代の大きな変化の中、剣を手に命を燃やした志士たちの知られざる“愛”と“戦い”。鬼の副長・土方歳三(岡田)と、「新選組」は、いかにして歴史に名を刻む“伝説”(レジェンド)となったのか―。

 この日は新選組の近藤勇役の鈴木亮平と、沖田総司役の山田涼介(Hey! Say! JUMP)も参加。山田からは「メールをいただいたとか…『おめでとう』って」とさっそくイジり始める岡田に山田は「『卒業おめでとう』みたいな、そんなわけないじゃないですか」と大焦り。鈴木からは「開口一番におつかされまです』と」とねぎらいの言葉を明かした。

 解散コンサートから一夜明け「きのう、さすがに寝られなくて、嵐の松潤(松本潤)がくれた95年もののワインを飲みながら眠れない夜を過ごして…。変わらない日常を送ろうと朝トレーニングに行ってきたので眠いっす。うそです、眠くないです(笑)」とニヤリ。「きょうは中居くんがくれたV6と刻まれた、岡田とV6って書かれているんですけど、それを履きながら来ました」とうれしげに靴をみせて報告した。

 そんな岡田に、鈴木は「子どもの頃からV6としての岡田さんを見ていたんですけど、この仕事で俳優としての岡田さんと仕事をさせていただき、尊敬している方です」と話す。今回で共演は2回目だが「僕の方が局長ですし年齢も上の役だったのですが、仲良いけど自分の方が上の関係をどうしたら出せるかやっていた。横で聞いていて、なかなか男として俳優として大きい背中だな、つねに前を走っている方だな、と」とアツい言葉を贈る。

 山田も「V6としての岡田さんとご一緒することはあったのですが、俳優としての岡田さんとご一緒して一生追いつくことのない大きな背中を初めてみた。追い続けたい。いつか追い越したいけど、岡田さんはこのスピードで、大きな背中を。これからもかわいがっていただけたら」とほほえみ、照れ隠しなのか岡田は「スーツ似合ってますね」と返して笑いを誘った。

 最後には、触れたら怪我するいばらのようにヤンチャな少年“バラガキ”だった土方にちなみ、“バラガキ”だった頃のエピソードを最後に聞かれ、岡田は「きのうまでバラガキ5人と過ごしてましたね」と得意げ。会場からは自然と拍手が巻き起こっていた。


(21/11/2(火)ORICON NEWS)