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SMAPがテレ朝に“入社”@

■SMAP、テレ朝の新入社員に! 木村はカメラマン・稲垣はAD…各部署に配属

 人気グループ・SMAPがテレビ朝日の社員になる。このほど5人そろって同局で入社式に臨み、早河洋社長から辞令を受け、新入社員として各部署に配属されることになった。5人がガチで働く姿は特番『SMAP★がんばりますっ!!』(4月14日放送、後8:53)で放送される。

 同局とジャニーズ事務所は縁が深く、2000年に同局の旧社屋が取り壊される頃まで、第1リハーサル室でジャニーズのオーディションやダンスレッスンが行われていた。メンバーもSMAPが結成される以前から同局に通ってレッスンを受けていたことから、今回の企画に5人とも感慨深げ。芸能生活20年以上の彼らが“新入社員”としてゼロから働くことにも「初心に戻れて楽しそう」(木村拓哉)と気合い十分だった。

 スポーツセンターに配属された中居は、「番組作りの裏方に徹するのは経験のないこと。とはいえ、できるんじゃないかという自信と全くできないんじゃないかという不安が入り混じった入社式でした」と辞令も新鮮な気持ちで受け取った。スポーツニュースのVTRを現場の取材からテロップ、原稿製作、編集まで担当する。もちろん雑用も仕事のうちだ。

 木村は制作技術センターで、カメラマンに配属され、座学研修や実技研修を受けた後、同局の人気バラエティー『いきなり!黄金伝説』の超過酷ロケにチャレンジする。カメラを担ぎ数時間に及ぶ撮影も予定されており、「責任も感じていますが、興味もあることなので楽しめるんじゃないかな」と自信をのぞかせた。

 稲垣吾郎は、よりによって制作一部(バラエティ制作)に配属され、日夜激務に追われるAD業務にあたることに。しかも、終了するまで出演者もスタッフも帰れない『お試しかっ!』の“帰れま10”過酷シミュレーションにも挑む。「番組中にいなくなってしまうADさんとか、楽屋で寝ているADさんをたくさん見てきた。本当に過酷だと思う」と語る稲垣に、メンバーからは「髪型とか直していられないよ」と心配の声。それでも、稲垣は「ドMな僕はAD向きかな」と余裕の笑顔を見せていた。

 アナウンス部に配属された草なぎ剛は、発声・発音・アクセントを学び、フリートークの実践練習を行なって、新日本プロレスの実況に挑戦する。「一番イメージが湧きやすいところなので、すごくやりがいを感じています。ドッキリがあるのかなという不安もあるけど、社長も出てきているし、今回は大丈夫かな」とやる気を見せ、「綺麗な日本語を学びたい。今後、役立つことがあると思う」と期待をふくらませた。

 香取慎吾は総務部に配属。総務の仕事は草木の手入れから株式総会の準備まで多岐にわたる。「新入社員として一から一生懸命頑張りたい。お世話になってきたテレビ局の裏側を知ることは、今後の僕の芸能生活にも役立つんじゃないか、と。総務部ってなんなんだろう。すごく楽しみ」。中居主演の『味いちもんめ』(1996年)に友情出演したきり、同局のドラマと縁がない香取は、ついでに「僕をドラマに出してほしい」とアピールしていた。

(13/3/16(土)ORICON STYLE)


■“新人”SMAP テレ朝入社式に出席

 国民的グループ、SMAPがテレビ朝日の“新入社員”として働くことになり、このほど都内の同局で行われた入社式に出席した。

 4月14日にテレ朝系で放送される特番「SMAP☆がんばりますっ!!」(後8・53)の企画によるもので、メンバー5人は新人ADやカメラマンとして働きながら、テレ朝の視聴率が好調な理由を潜入調査する。

 スーツ姿で社屋に入った5人は、早河洋社長(69)から辞令を受け取ると、2013年度新入社員として各部署への配属が言い渡された。

 中居正広(40)がスポーツセンターで自ら取材したスポーツニュースを編集すれば、木村拓哉(40)は制作技術センターでカメラマンを担当。木村が撮影した「いきなり!黄金伝説。」の秘境めしロケ映像も放送予定という。稲垣吾郎(39)はバラエティー制作でADに挑み、「お試しかっ!」の準備を手伝う。草なぎ剛(38)はアナウンス部で新日本プロレスの実況を担当、香取慎吾(36)は総務部で草木の手入れから株主総会の準備など“何でも屋”として働く。

 SMAPのCDデビューは91年で、中居は“アラフォー”新入社員として「(仕事が)できる自信とまったくできない不安が入り交じった入社式でした」とドキドキ。木村は「初心に戻れて面白そう。別々の部署で経験してくるのは、今後にフィードバックされる」と期待した。

 SMAPにとってテレ朝は芸能活動の始まりの場所だった。旧社屋別館の第1リハーサル室はジャニーズ事務所がレッスンやオーディション会場として使用。草なぎは「SMAPが誕生したゆかりの地。切っても切れない」と懐かしんだ。

 テレ朝は、2月の月間視聴率で4冠を達成。潜入調査を前にテレ朝が好調な理由を問われた木村は「僕らがテレビをかじりついて見てきたときは、(テレビは)宝箱みたいだった。今、そういうのがないのかなという中で、テレビ朝日さんの生み出すものは宝箱に近いものがあるんじゃないかな」と解説していた。

(13/3/16(土)デイリースポーツ)