1 陽花

『安東ロイド』初回視聴率高発進

■キムタク安堂ロイド19%超え好発進!

 13日にスタートしたSMAP・木村拓哉(40)主演のTBS系ドラマ「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」(日曜、午後9・00)の初回視聴率が関東地区で19・2%を記録したことが15日、分かった。「半沢直樹」の後番組として注目されたが、「半沢‐」の初回と同水準の好発進。木村は、ドラマ公式HPのブログで主人公になりきり「勝つまでやるんだ!!」と劇中の決めセリフで気合を入れた。

秋ドラマ注目の木村主演作が、TBS系「半沢直樹」の初回19・4%や、11年・日本テレビ系「家政婦のミタ」の19・5%と同水準の好スタートを切った。

 13日は裏でテレビ朝日系が映画「相棒 劇場版2」を放送(13・2%)する中、木村が視聴率男の貫禄を堅守した。昨秋放送された自身主演のフジ系「PRICELESS」の初回16・9%を上回った。今期では堺雅人(40)主演のフジ系「リーガルハイ」の21・2%に次ぐ2位発進だ。

 連ドラの既成概念を打ち破ることを宣言している同作。第1話では、木村ふんする天才物理学者・沫嶋黎士が、未来から来たアンドロイドに射殺されるが、その後、婚約者の麻陽(柴咲コウ)を守るため、沫嶋そっくりの謎の男・ロイド(木村・2役)が現れ、アンドロイドと激闘。SF映画のようなシーンが展開された。

 木村は沫嶋黎士の名前でドラマHPにブログを開設。13日の放送後にファンから届いた声援コメントに「目頭が熱くなりました」と感激した様子。ブログでは、14日の撮影中に軽いけがを負ったことを示唆したうえで、この日は「速攻で、治します!!」「勝つまでやるんだ!!」と記している。(数字はビデオリサーチ調べ)

(13/10/16(水)デイリースポーツ)


■キムタク強し!「安堂ロイド」初回視聴率19・2%

 木村拓哉(40)が天才物理学者とアンドロイドの2役を演じるTBS系「安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜」(13日)の初回平均視聴率が19・2%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率37・6%を記録した「GOOD LUCK!!」(03年)以来となる柴咲コウ(32)との共演で話題となっていた同作。堺雅人(40)主演のフジテレビ系「リーガルハイ」(初回21・2%)に次ぐ今期2位の好スタートとなった。

 100年の時空を超え、婚約者とのラブストーリーを描いた木村拓哉主演ドラマが好発進した。19・2%は前番組の「半沢直樹」の初回視聴率に0・2ポイント及ばなかったものの、同時間帯で首位。個人視聴率でも子供、男女全ての年齢層で首位を獲得した。

 自分と、柴咲演じる婚約者の安堂麻陽が数時間後に殺されると悟った天才物理学者・沫嶋黎士が「君の命は、僕が殺されても絶対に護(まも)る。100年先もずっと、ずっと護るから」の言葉を残して事故死。魔の手が忍び寄る麻陽の前に、黎士と容姿がそっくりなロイドが未来から現れ、命をかけて守り抜く。木村の黎士とロイドの2役挑戦や、木村と柴咲の10年半ぶりの共演も話題となっていた。

 最高瞬間視聴率は21・5%で、クライマックスの午後9時58分。ロイドが「安堂麻陽が死ぬことは禁じられている」と黎士を殺したアンドロイド・ラプラスと対峙(たいじ)して壁をぶち破るアクションシーンだった。

 植田博樹プロデューサーは「非常に挑戦的な企画だったので、どう受け止めていただけるかなと思いましたが、反響を聞いてうれしく思います。2話からが勝負なので、引き続き高い意識を持って挑んでいきます」とコメントした。

 これで秋の新ドラマでは、堺雅人主演の「リーガルハイ」(フジテレビ、水曜・後10時)の21・2%に次ぐ好位置。2話では暗殺者の魔の手が大島優子(24)演じる黎士の妹・七瀬にも襲いかかる謎の多い展開。2話以降で視聴率が落ちこむ作品もある中、次回の視聴率が注目される。

(13/10/16(水)スポーツ報知)