1 陽花

5月から毎月1冊『スマスマ本』発売

■スマスマ本出る!マー坊ら懐かしキャラ満載

 1996年スタートのフジテレビ系バラエティー「SMAP×SMAP」(月曜後10・0)の歴史を振り返る“スマスマ本”、「SMAP×SMAP新聞コンプリートBOOK(仮)」が出版されることが20日、分かった。5月29日から毎月1冊のペースで計5冊発売され、第1弾は中居正広(39)を特集。中居は「懐かしのコントキャラは懐メロみたいに楽しめます」とPRした。

 今年で17年目を迎え、これまで746回の平均視聴率19・9%を誇る人気バラエティーの名場面が、書籍でよみがえる。

 「SMAP×SMAP新聞コンプリートBOOK(仮)」は、テレビ情報誌「週刊TVガイド」の人気連載「スマスマ新聞」を中心にまとめたもの。連載は放送開始時から始まり、撮影秘話や当時の貴重な写真などを掲載。今回、メンバー5人による豪華座談会などを加え、同誌創刊50周年企画として出版が決まった。

 第1弾では1996〜99年を振り返る。特集記事では中居をクローズアップ。当時のSMAPは「夜空ノムコウ」(98年)でミリオンヒットを飛ばし、中居も97年にNHK紅白歌合戦で初めて白組司会に抜てき。そんな中、スマスマで中居は時代遅れの風貌と言動でボケまくるキャラ「マー坊」で人気を博した。

 当時の「スマスマ新聞」で中居は「最初の僕のボケキャラで、個人的に気に入っているんだよね。もっと深く掘り下げたい」とコメント。放送中のTBS系「ATARU」(日曜後9・0)など多くのドラマに主演してきた中居にとって、演技の幅を広げる重要なキャラとなった。

 これまで人気コーナー「BISTRO SMAP」は書籍化されてきたが、番組全体を振り返る刊行物は初。中居は「懐かしのコントキャラは歌で言うと懐メロみたいなものでどれでも楽しめますし、と同時にこの本で進化したSMAPも見てもらいたいです」と出版を楽しみにしていた。

◆スマスマ本第1弾は中居クン、6月はキムタク

 今後の特集記事では6月刊行予定の第2弾で木村拓哉(39)、7月の第3弾で稲垣吾郎(38)、8月の第4弾で草なぎ剛(37)、9月の第5弾で香取慎吾(35)を扱う。中居の「マー坊」や草なぎの「デビールマン」などメンバーがふんする伝説の人気キャラクターは、5月中に放送の「SMAP×SMAP」に一挙再登場する予定だ。


(12/4/21(土)サンスポ)