1 陽花

『LOVE―』主題歌決定

■あっちゃん、香取主演映画で初主題歌

 人気アイドル集団、AKB48からの卒業が決まった前田敦子(20)がSMAP・香取慎吾(35)の主演映画「LOVE まさお君が行く!」(6月23日公開、大谷健太郎監督)の主題歌を担当することが24日、分かった。6月20日発売のソロ第2弾曲「君は僕だ」で、前田にとって初の主題歌。香取扮する芸人と犬が日本中を旅する感動作に、6匹の犬を飼う愛犬家、あっちゃんの歌声が花を添える。

 人と犬が旅を通して絆を深める感動作で、香取と前田という日本を代表する人気スター同士の強力タッグが実現する。

 映画は一昨年3月に終了したテレビ東京系「ペット大集合!ポチたま」の人気コーナーが題材。番組の旅企画に出演する香取扮する売れない芸人、松本君と超食いしん坊なラブラドルレトリバー、まさお君が二人三脚で奮闘する物語だ。

 製作サイドは、前田の圧倒的な存在感に加え、歌とパフォーマンスで誰もを元気にしてしまうエネルギーにひかれて起用を決定。昨年7月発売のソロデビュー曲「Flower」が主演映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」の挿入歌だったが、主題歌は初となる。

 曲はAKBの総合プロデューサー、秋元康氏(55)が映画のために詞を書き下ろし、前田の優しい歌声が映える爽やかなアップテンポナンバー。

 レコーディングは卒業を発表した3月の3夜連続さいたまスーパーアリーナ公演の最中だった。詞にはソロ写真集のタイトルにもなった「不器用」や「君は君だ 好きなように生きろ」などの言葉が並び、AKBを巣立つ前田の個性や心情を思った秋元氏の親心が垣間見られる。

 犬6匹、猫3匹を飼い、ブログにも登場させるほど動物好きの前田は、関係者によると同作を一足早く観賞した際、人目をはばからずに号泣。卒業後は女優を志しているだけに「香取さんの演技が勉強になった」と話し、エンドロールで自身の楽曲が流れることに感激していたという。

 大好きな犬を描いた作品に花を添えることになった前田は「まさお君のことも、テレビで見ていました。この温かな犬の映画にかかわることができてとてもうれしい」と感激。「香取さん扮する松本君とまさお君の一生懸命な姿にひきつけられました。いっぱい笑えていっぱい感動できる作品なので、たくさんの人にぜひ観ていただきたい」と1人の映画ファンとしても思い入れを語った。

(12/4/25(水)サンスポ)


■「不器用」なあっちゃん ソロ第2弾が初の映画主題歌に

 AKB48の前田敦子(20)のソロ第2弾シングル「君は僕だ」(6月20日発売)が、SMAPの香取慎吾(35)が主演する映画「LOVE まさお君が行く!」(監督大谷健太郎、6月23日公開)の主題歌に決まった。

 デビュー曲「Flower」(昨年6月発売)は主演映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら」の挿入歌として使用されたが、主題歌は初めて。

 新曲発売は約1年ぶり。ポップで軽快な夏らしいナンバーに仕上がった。秋元康氏(55)が書き下ろした歌詞には「不器用」という前田の人柄を象徴するような言葉も盛り込まれている。

 今回の映画の和田倉和利プロデューサーは「存在感はもとより、歌とパフォーマンスで皆を元気にするエネルギーが映画の目指す方向と同じだった」と起用理由を説明。大谷監督も「“君は僕だ”って、まさに、まさお君と松本君のLOVEな友情そのもの」とコメント。映画は、売れない芸人の松本が、ラブラドルレトリバーのまさお君と出合い、成長していく姿を描く。

(12/4/25(水)スポニチ)