1 陽花

『HERO』初回視聴率26.5%@

■木村拓哉主演、13年ぶり『HERO』初回26.5%

 SMAPの木村拓哉が主演するフジテレビ系ドラマ『HERO』(毎週月曜 後9:00)の初回が14日に放送され、平均視聴率が26.5%だったことが15日、わかった。瞬間最高視聴率は28.6%を獲得。今年スタートの全ドラマの中でも最高視聴率でスタートを切った(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 2001年に同“月9”枠で放送され、2007年には映画化もされた人気シリーズが、13年ぶりに“月9”に帰還し、そのブランド力を見せつけた。型破りな検事・久利生公平(木村)を主人公に、個性豊かな東京地検城西支部メンバーの活躍を描く同作。小日向文世、八嶋智人、角野卓造、田中要次ら続投組に加えて、新ヒロインの北川景子、杉本哲太、濱田岳、吉田羊、松重豊らが顔をそろえる。

 初回は、久利生検事が城西支部に3度目の赴任となったところから物語はスタート。旧シリーズにレギュラー出演し、2011年5月に亡くなった児玉清さんが写真で登場したほか、勝村政信演じる江上達夫検事が特捜に異動になった設定で出演したり、松たか子が演じた久利生検事の前事務官・雨宮舞子が検事になっていた事がうわさ話として語られるなど、旧シリーズからのファンにも気を配りつつ、初見でもわかりやすく各キャラクターの特徴や『HERO』らしさが描かれた。

 瞬間最高視聴率の28.6%は、午後10時8分、9分の、時効成立を目前にして久利生検事が大西祐二(森山直太朗)に真相を追究し、容疑を認めさせようとしているシーンだった。

 今回の高視聴率獲得を受け、前回シリーズ放送時はまだ高校3年生の受験生だったという渡辺恒也プロデューサーは、「たくさんの方に見て頂けたことが結果につながり、ありがとうございました。『HERO』というドラマが、昔も今も変わらず愛されているんだなと実感しました。個性に富んだ素晴らしいキャストの皆さんの力と、前作と変わらないスタッフのチームワークがあったからです」と喜びのコメント。また、「久利生と麻木千佳(北川)のペアを中心に、それぞれのキャラクターがどう膨らんでいくか、“懐かしいけど新しい”HEROをお届けしていきたい」と意気込みを新たにしている。

(14/7/15(火)ORICON STYLE)


■「HERO」26・5%発進!キムタク「みんなとハイタッチ」

 SMAPの木村拓哉(41)が主演し、14日にスタートしたフジテレビ系月9ドラマ「HERO」(月曜後9・0)の初回平均視聴率が26.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが15日、分かった。今年のドラマではトップの数字で、瞬間最高は28.6%。好発進に木村は「ただただただただうれしいです」と喜びのコメントを発表した。

 “視聴率男”が存在感を見せつけた!

 放送から一夜明けた15日午前9時過ぎ、東京都内スタジオで行われていた収録の合間に渡辺恒也プロデューサー(32)から初回視聴率が発表された。初回としては上々の数字に出演者、スタッフ一同から大歓声が起こったという。

 座長の木村は「ただただただただうれしいです。撮影現場で(舞台となる東京地検)城西支部のみんなとハイタッチができたこと、監督(演出担当の鈴木雅之氏=55)と握手できたことに感謝しています」と喜びをかみしめた。

 同作は木村演じる茶髪、ジーンズ姿の型破りな検事・久利生(くりう)が、事件の大小に関係なく真実を追いかけ解決していく物語。2001年1月期の前作は11話すべてで30%を超え、平均34・3%は同局ドラマ歴代最高で社会現象にもなっていた。

 今作は小日向文世(60)や八嶋智人(43)ら旧メンバーに加え、新メンバーとしてヒロイン役の女優、北川景子(27)らが登場し、コミカルな熱演を披露。11日に同局の亀山千広社長(58)が定例会見で、初回目標として「15%を取ることが前回の30%に匹敵する価値がある」などと語っていたが、これを大きく上回る結果となった。

 近年では最終回で40・0%を記録した11年10月期の日本テレビ系「家政婦のミタ」は、初回が19・5%。最終回が42・2%だった昨年7月期のTBS系「半沢直樹」は初回19・4%だった。爆発的大ヒットとなった両作を大幅に上回る船出だ。

 木村は「引き続き受け取ってください」と呼びかける。今後の展開も、数字も目が離せない。

◆八嶋がツイート「HERO高発進!」プロデューサーも感激

 初回の好数字を受け、ドラマに出演中の八嶋はツイッターに「HERO船出、高発進! 視聴率なんて役者には関係ありませんが、その吉報を聞いた皆が幸せそうにしてるのが、やっぱり幸せでした! 引き続き楽しんでほしい!」(原文まま)と掲載した。

 13年前の前作放送時は高校3年で受験勉強の真っ最中だったという渡辺プロデューサーは「『HERO』というドラマが昔も今も変わらず愛されているんだな、と実感しました」と感激していた。

(14/7/16(水)サンスポ)