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ナニワ金融道、10年ぶりに復活

■中居正広「ナニワ金融道」10年ぶり復活!主演ドラマ最多7作目

 “中居・ナニ金”が10年ぶりに帰ってくる。

 男性誌「モーニング」(講談社)で連載された青木雄二氏の同名漫画が原作で、消費者金融会社「帝国金融」に勤める主人公・灰原のまわりで起こる借金にまつわる人間模様を描いた人気作だ。1996年に初ドラマ化されて以降、パート6まで放送され、いずれも高視聴率を記録した。

 同局では、いつでも復活できるように「ナニ金」ならではのド派手な衣装などをスタッフがすべて保存。作品への根強い支持もあり、2005年以来の復活となった。

 中居のドラマ主演は2013年1月のTBS系「ATARU」のスペシャル版以来、2年ぶり。「ナニ金」は今回で7作目、中居にとって主演ドラマシリーズではテレビ朝日系「味いちもんめ」を抜いて最多となった。

 10月12日に大阪でクランクインされ、7本のレギュラーを持つ中居は、多忙なスケジュールを縫って撮影に臨んでいる。10年ぶりの出演を快諾した理由について「“皆様の声にお応えしてドラマをやることになりまして”とよく言いますが、そういうベタな感じではなく、ただ僕がやりたい、スタッフもキャストもみんなやりたい。だからやる、ということです」と語り、気合が入る。

 脚本は「踊る大捜査線」などを手掛け、「ナニ金」を1作目からすべて担当する君塚良一氏(56)。また、演出は「抱きしめたい!」「救命病棟24時」などの河毛俊作氏(62)が、99年の4作目以来、3作ぶりに担当。16年ぶりに中居とのゴールデントライアングルが復活する。

 ナニワの舞台で、中居扮する人情深い灰原が、また東奔西走する。

◆中居“ナニ金”新キャストにユースケ、Sexy Zone菊池ら

 おなじみのメンバーも帰ってくる。先輩役の小林薫(63)や綿引勝彦(68)はもちろん、2008年に他界した社長役の緒形拳さん(享年71)も回想シーンや写真で登場する。新キャストには、灰原(中居)が借金の取り立てで出会う美女役の蓮佛美沙子(23)、ライバル会社社長役のユースケ・サンタマリア(43)に加え、桜庭ななみ(22)、Sexy Zoneの菊池風麿(19)ら豪華な顔ぶれがそろった。

(14/11/6(木)サンスポ)


■中居 10年ぶり「ナニワ金融道」

 SMAPの中居正広(42)が主演するフジテレビ系の単発ドラマシリーズ「ナニワ金融道」が、「新ナニワ金融道」(年明け放送予定)と題して10年ぶりに復活することが5日、分かった。レギュラー出演していた名優・緒形拳さんが2008年10月に死去してから初の新作で、シリーズ7作目。小林薫(63)、綿引勝彦(68)らおなじみのメンバーに新キャストも加わる。

 10年の時を経て、人気シリーズがお茶の間に帰ってくる。

 中居は「ドラマ中の社長(緒形さん)が亡くなられるなど(作品の)実現は難しかったのですが、“いつもと同じ”と思える作品にするよういろいろな問題をクリアし、10年ぶりにドラマができること、非常にうれしく思います」と喜ぶ。

 大阪の街を舞台に「帝国金融」で働く営業マン・灰原達之(中居)を描いた人気漫画「ナニワ金融道」を、1996年からドラマ化。今作は緒形さんが演じた帝国金融社長が亡くなった設定で、女優・蓮佛美沙子(23)演じるヒロイン役のために灰原が奔走する姿を描いていく。

 新作放送には時間を要した。制作サイドによると、緒形さん演じる社長が亡くなるという設定が、灰原にとって意味のあるものとして物語を描ける構想が思いついたことから、放送が決定。緒形さんは会社に飾られる写真や回想シーンで登場する。

 先月12日に大阪でクランクインした中居は「これまでは久しぶりの作品でもすぐに役に戻れたのに今回はさすがに難しかった」とブランクを感じながらも「今、ようやくあぶらがのってきたかな」と手応え。淡路島ロケなど、11月末までの撮影に気合が入っている。

 また、帝国金融の後輩役に女優・桜庭ななみ(22)、Sexy Zone・菊池風磨(19)、ライバル会社社長役に俳優ユースケ・サンタマリア(43)の出演も決まった。

(14/11/6(木)デイリースポーツ)