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剛、連ドラ『銭の戦争』主演@

■草なぎ剛、ドン底からはい上がる!韓国の話題作を日本でも映像化

 SMAPの草なぎ剛(40)が来年1月6日スタートのフジテレビ系「銭の戦争」(火曜後10・0、初回2時間)に主演することが30日、分かった。韓国の同名漫画が原作で、2007年に同国でドラマ化され、最高視聴率37%を記録した話題作。金に翻弄され、ドン底からはい上がっていく主人公を演じる草なぎは「間違いなく面白くなる」と気合が入る。大島優子(26)、木村文乃(27)の旬な女優2人も彩りを添える。

 韓国で社会現象を巻き起こした人気作が、草なぎ主演で日本でもドラマ化されることになった。

 物語は、父親が多額の借金を残して自殺したことで、すべてを失ったエリート証券マンが、借金まみれのホームレスに転落。家族や自分を苦しめた金貸し業に足を踏み入れながらも、ドン底からはい上がる痛快エンタテインメイントだ。韓国漫画「銭の戦争」が原作で、2007年に同国でドラマ化された際、平均31%、最高37%の高視聴率を記録した。

 日本版を制作する関西テレビの河西秀幸プロデューサーは「インパクトのあるタイトルに強くひかれた。金に翻弄され、泣く者、笑う者の人生をかけた戦いが描かれ、強烈に面白かった」と映像化を決めた。

 主役には、これまで教師やヤクザなど幅広い役を演じ、漢字を韓国読みにした「チョナン・カン」を名乗るなど、芸能界きっての韓国通で知られる草なぎを起用。河西氏は「彼を置いて他にいなかった」と絶大な信頼を寄せる。

 草なぎは「面白く、ときにスカッとし楽しめる、“ただの復讐劇”ではないドラマにしたい。間違いなく面白くなると思うので、ぜひ期待して見ていただきたい」と力を込める。

 高校時代の恩師の娘役に、AKB48卒業後、初の連ドラ出演となる大島が抜てきされた。草なぎとは昨秋の同局系スペシャルドラマ「神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話〜」以来の共演で、「ご一緒しているので、リラックスして芝居に入ることができます。どう演じられるのだろうかと、とても楽しみです」と撮影を心待ちする。

 また、元婚約者の令嬢役を木村が演じ、草なぎ、大島との三角関係も見どころだ。

◆経営者役の渡部篤郎、草なぎとの初共演「楽しみにしています」

 主人公が働くことになる金貸し業の経営者役を、いぶし銀の俳優、渡部篤郎(46)が演じる。草なぎとは初共演で「市井の人をリアリティーをもって演じられる稀有なスターである草なぎさんが、主人公の姿をどのように表現なさるのか、楽しみにしています」とコメント。津川雅彦(74)、ジュディ・オング(64)、大杉漣(63)ら豪華共演陣が脇を固める。

(14/12/1(月)サンスポ)


■草なぎ剛、韓国漫画原作の復讐劇で新境地

 SMAP草なぎ剛(40)が、来年1月6日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「銭の戦争」(火曜午後10時)に主演することが11月30日、分かった。韓国の人気漫画が原作。6月のAKB48卒業後、初の連続ドラマ出演となる女優大島優子(26)がヒロインを務め、その恋敵役は女優木村文乃(27)が演じる。初回は午後9時から2時間拡大スペシャルで放送。

 草なぎが、縁の深い韓国の人気マンガが原作で、韓国俳優パク・シニャン(46)主演でドラマ化もされていた「銭の戦争」で、新境地に挑む。これまで穏やかないい人役が多かったが、今回は、どん底に落ちた元エリートで、反骨心を糧にエネルギッシュに成り上がる金貸し業者、白石を演じる。「韓国生まれの作品ですが、日本で今まで見たことのない復讐(ふくしゅう)劇にしたいです」と言い、26日にクランクインした。

 恋の相手は、同じく借金に苦しむ派遣OL役の大島だ。AKB卒業から7カ月。公開中の「紙の月」で、映画女優としてのリスタートを切ったが、連ドラは昨年の「安堂ロイド」以来1年ぶりで、今作が卒業後の初作品だ。この日の都内ロケ現場でも「1つのことに没頭できる環境になったので、どれだけ作品の世界にのめり込めるのか楽しみで、これまで以上の芝居をとプレッシャーも感じています」と気の引き締まった表情でカメラの前に立った。

 主人公の復讐劇とともに、大島と、白石の元婚約者役を演じる木村との三角関係も見どころになる。草なぎは「モテモテってことですよね? そういう経験が1度でもあれば、いいお答えができるんですけど…」と苦笑い。大島は「木村さんとは役柄が対極なので、バチバチと火花が散る関係性を見せられればいいなと。ドラマのタイトル通りにバチバチする熱を感じさせられたら」と意気込んだ。

 草なぎの上司役に渡部篤郎(46)、大島の父親役に大杉漣(63)と、実力派が脇を固める。河西秀幸プロデューサーは「韓国と日本の金融事情の違いも丁寧に変えて、怒涛(どとう)のストーリー展開で、面白さと爽快感を届けます」。話題性の高いキャスト陣で、堂々の船出をした。

 ◆「銭の戦争」 東大卒で美人の婚約者(木村)もいる外資系証券マン白石(草なぎ)は、借金を残して自殺した父の連帯保証人として、全てを失いホームレスに。やがて、自分をどん底に追い込んだ金貸し業になり「金で無くしたもの全てを金で取り戻す」と立ち上がる。そこで出会ったのは、高校時代の恩師の娘、未央(大島)だった。

(14/12/1(月)日刊スポーツ)