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慎吾&綾瀬が三谷映画で宇宙人夫婦

■香取慎吾&綾瀬はるか 三谷映画で宇宙人夫婦 SW超え狙う!

 SMAPの香取慎吾(38)と女優の綾瀬はるか(29)が三谷幸喜監督(53)の新作映画で共演する。10月に公開される「ギャラクシー街道」で、三谷監督が「スペース・ロマンチックコメディー」と位置づける作品。香取と綾瀬は宇宙人の夫婦役を演じる。

 物語の舞台は西暦2265年、木星近くに造られた人工居住区「うず潮」と地球を結ぶ宇宙幹線道路「ギャラクシー街道」の脇にたたずむ小さな飲食店。そこで働く人々と客たちが織りなす宇宙人模様を描く。香取と綾瀬を含め、登場人物は全て宇宙人というユニークな設定になるという。香取が「ノア」で主演。綾瀬はその妻「ノエ」。2人は2009年のドラマ「黒部の太陽」(フジテレビ)以来の共演となる。三谷監督は、今回で映画7作目。SFを題材にするのは初めてで、大きな注目を集めそうだ。

 三谷監督は「ロマンチックコメディーをやってみたかったのですが、普通の恋愛モノでは面白くない。そこで舞台を宇宙にしてしまおう!と思いつきました」と発案のきっかけを説明。「手作り感満載の宇宙が見てみたい」と希望を出し、CGを使わずセットで宇宙空間を再現するという。ライバルとしてSFシリーズ「スター・ウォーズ」を挙げ「目指すはシリーズ最高興収(132億円)超え。目標も宇宙規模でいきたい」とぶち上げている。

 3月1日にクランクイン。「THE 有頂天ホテル」など数々の作品で三谷監督とタッグを組んでいる香取は「スペース・ロマンチックコメディー!?なんだそれは!という感じです。三谷さん初めてのSFもの、どんな映画になるのか、撮影が楽しみです」とやる気満々。「ザ・マジックアワー」(08年)以来の三谷作品となる綾瀬も「奇想天外な三谷さんの作品、今からとても楽しみです!」と話している。

◆三谷監督 香取に「宇宙一食べ方がかわいいキャラ」期待

 三谷幸喜監督は香取慎吾について「まだまだ隠れた引き出しがたくさんある。今回はあくまで等身大の人間を演じてもらうつもり」と説明。

 主演舞台「オーシャンズ11」を見て、米俳優ジョージ・クルーニーと共通する部分を感じたといい「今回の役柄はジョージもちょっと入っています」としている。一方、綾瀬については「物を食べる時に、本当においしそうに食べるイメージがあります。今回は宇宙一食べ方がかわいいキャラクター」と期待を持たせている。

(15/2/10(火)スポニチ)


■三谷監督の新作は香取宇宙人!!「ライバルはスター・ウォーズ」

 脚本家で映画監督、三谷幸喜氏(53)の最新作「ギャラクシー街道」(10月公開)にSMAPの香取慎吾(38)が主演することが9日、分かった。宇宙を舞台にしたロマンチックコメディーで、香取はヒロインの綾瀬はるか(29)と異星人の夫婦を演じる。三谷氏は「ライバルは『スター・ウォーズ』」と世界のSF映画を標的に据え、同シリーズ最高興収の132・6億円超えをブチ上げた。

 エンタメ界の“創造主”三谷氏が、天才・香取と手を組み、銀河を舞台に壮大な喜劇を描く。

 同作は、木星のそばに浮かぶ人工居住区と地球を結ぶ「ギャラクシー街道」に集まる異星人たちを描くロマンチックコメディー。監督7作目で初のSF映画に挑む三谷氏は「普通の恋愛モノは面白くない。そこで舞台を宇宙にしてしまおう! と思いつきました。SFはいつかやってみたいジャンルだった」と意気込んだ。

 主人公の宇宙人役は、NHK大河ドラマ「新選組!」(2004年)の主演や映画「THE有頂天ホテル」(06年)など三谷作品の常連で知られる香取が務める。同氏は「信頼する俳優の一人。まだまだ隠れた引き出しがある」と人間味あふれる宇宙人役に期待を寄せる。

 香取が昨年に主演した舞台「オーシャンズ11」を観劇したことも明かし、「香取さんと(映画版で同じ役を演じた)ジョージ・クルーニーに共通点を感じたので、今回の役はジョージもちょっと入っています」と早くも三谷ワールド全開だ。

 三谷映画初主演の香取は3月のクランクインを前に「久しぶり(08年『ザ・マジックアワー』以来)の三谷映画出演にワクワクしています。三谷さん初のSF映画がどうなるのか」と心待ち。主人公の妻を演じる綾瀬も「奇想天外な三谷さんの作品、今からとても楽しみです!」と同作以来、7年ぶりの三谷作品に瞳を輝かせた。

 「スター・ウォーズ」シリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が12月に公開されるが、同氏は「ライバルは『スター・ウォーズ』。目指すはシリーズ最高興収超え。目標も宇宙規模でいきたい」と堂々宣言。「エピソード1/ファントム・メナス」(1999年)の132・6億円超えを目指す。

★CGなし!!セットで宇宙空間再現

 物語の舞台は西暦2265年で、木星周辺のスペースコロニー(宇宙の人工居住区)と地球を結ぶスペース幹線道路「ギャラクシー街道」が開通してから150年…。老朽化が激しく廃止の声も上がるが、街道脇の小さな飲食店にはスペース警備隊やスペース獣医、スペース娼婦ら悩みを抱えた宇宙人たちがやって来て、“宇宙人模様”を繰り広げる。三谷氏は「手作り感満載の宇宙が見てみたい」とあえてCGは使用せず、セットで宇宙空間を再現するという。

(15/2/10(火)サンスポ)