中居の父、２月に肺がんで死去�@

■中居正広、父の死去明かす…シチューやおにぎり作り看病も

　ＳＭＡＰの中居正広（４２）の父・正志（まさし）さんが２月１９日にがんのため死去していたことが９日、分かった。７９歳だった。２年前からがんで闘病していたことを、同日放送のニッポン放送「中居正広のＳｏｍｅ　ｇｉｒｌ’ＳＭＡＰ」（土曜後１１・０）で中居自身が明かした。

　正志さんはフジテレビ系「めちゃ×２イケてるッ！」などバラエティー番組に出演したことがあり、中居も父のことをよくネタにするなど仲が良かったことで知られる。

　番組は４月下旬に収録。番組冒頭で「みなさんに報告があります」と、父の“壮絶”な闘病生活を語り始めた。

　２０１３年２月に肺がんが発覚。同３月に片方の肺を全摘出する手術を受けた。２週間ほどで退院したが、同年秋にリンパ節に転移。約２カ月間の放射線治療を受けた。

　治ったと思ったが、ハワイ旅行に行く直前の昨年５月ごろ、再び転移して喉頭がんが判明。それでも「明日、明後日亡くなることはないと言われて、ハワイに行った。ゴルフにも行ってお酒も飲んで元気だった」と思い出を語った。

　帰国後の同年８月に手術を受けたが、３カ月の入院中、正志さんは飲食物を口にできず話もできない状態に。中居は「何もしてあげられなくて、このときはつらかった」と心境を打ち明けた。同年１１月末に退院したときには、お祝いですしを食べに行ったという。

　体重はがん発覚前の８０キロ近くから４０キロ台に。その後も入退院を繰り返し、「３カ月で救急車に４回乗った」と告白。今年１月には「病院のメシはまずい」と言った父のために、中居がシチューやおにぎりなど料理を作って看病した様子も明かした。

　すでに親族６０人ほどで密葬を行い、４月８日に四十九日法要も済ませた。１６日の放送でも中居が父について話す予定。

（15/5/10(日)サンスポ）


■中居の父正志さん肺がんで死去　79歳すでに密葬

　ＳＭＡＰ中居正広（４２）の父親、中居正志（なかい・まさし）さんが２月１９日に肺がんで死去していたことが９日、分かった。７９歳だった。中居はテレビやイベントなどで、正志さんについて語り、正志さんもテレビのバラエティー番組などに出演。気さくな人柄をのぞかせ、ファンや視聴者に親しまれていた。

　中居は父親の死を自ら明かした。この日放送のレギュラー番組、ニッポン放送「中居正広のＳｏｍｅ　ｇｉｒｌ’　ＳＭＡＰ」（土曜午後１１時）の冒頭、報告した。

　「だいぶ落ち着きましたので、この時期を選ばせていただきました。私のお父様が２月１９日に亡くなりました。７９歳。４月２日で８０歳だったんですけど」

　親族５０〜６０人で密葬を執り行い、四十九日の法要も済ませたと説明し、「僕の家にも小さい箱の中に骨があります」と語った。

　放送時間の約３０分間のほとんどを使い、父親の闘病生活を説明した。肺がんが判明したのは、２０１３年２月。翌３月１２日に７時間に及ぶ大手術で片方の肺を摘出した。同年秋、リンパにがんが転移。放射線治療を週６日受け、１年前に喉頭がんとも診断された。正志さんは胸などの肉をのどに移植するなど、計５回の手術を受けたという。

　中居は正志さんを支え続けていた。一緒にハワイ旅行に出掛け、「病院の飯はまずい」と聞き、自分で初めておにぎりを作った。「なるべく家にいたい」という願いも受け入れ、ギリギリまで在宅医療を続けた。亡くなる前の３カ月は４回救急車に乗り、８０キロあった正志さんの体重が４０キロ台になったことも明かした。

　中居は３人兄弟の三男で、父親から「ヒロちゃん」と呼ばれていた。父親らと海外旅行をしたことやゴルフに行ったことをテレビやラジオで明かすなど、父子の仲の良さは有名だった。正志さんも要請があれば、バラエティー番組などに快く出演。俳優の左とん平似の柔和な顔立ちと気さくな人柄を披露していた。

　ＳＭＡＰが出演するＮＨＫ紅白歌合戦の前日リハーサルは、毎年見学していた。ＮＨＫホールの前方座席が正志さんの定位置だった。中居は翌週（１６日）の放送でも引き続き、正志さんが亡くなる前後について語ることを約束。最後に「もう僕、大丈夫なんで」と気丈に振る舞った。

（15/5/10(日)日刊スポーツ）