1 陽花

吾郎がドラマ『HEAT』に出演

■稲垣吾郎“同居人”で役作り!?AKIRAドラマで冷徹な社長役

 SMAPの稲垣吾郎(41)が7月スタートのフジテレビ系「HEAT」(火曜後10・0)に出演することが26日、分かった。一般市民で構成される消防団にスポットを当てたドラマで、稲垣は主人公(EXILEのAKIRA、33)が勤める不動産会社の冷徹な社長役。稲垣が私生活で“同居”している会社役員の「ヒロくん」を参考に、役作りに励んでいる?!

 吾郎ちゃんが身近な存在をお手本に、クセのある社長役を演じる。

 同作は総務省消防庁と東京消防庁の全面協力のもと、消防署ではなく、街の消防団に初めてスポットを当てたドラマ。AKIRA演じるエリートサラリーマン、池上タツヤが用地買収のため、街の情報を得ようと素性を隠して消防団に入団。消防活動を通じて、成長していく姿を描く。

 稲垣は、タツヤが勤める不動産会社のらつ腕社長、日比野仁役。結果を残せない者は容赦なく切り捨てる冷徹な経営者で、バラを社長室で栽培している個性的な一面も持つ。

 近年、映画「十三人の刺客」(2010年)で演じた大名・松平斉韶の暴君ぶりや、フジ系「流れ星」(同年)での妹(上戸彩、29)から金を巻き上げる兄役など、“嫌み”な役を怪演してきた。今回も、冷徹な顔を持つにもかかわらず常に社員に対して丁寧な言葉で接し、心の内がまったく読み取れない役どころだけに、ハマリ役といえる。

 さらに、実生活では社長の見本がいる。最近、バラエティー番組などで紹介され、稲垣と半同居状態と話題の「ヒロくん」こと、50代の男性会社役員だ。「幸い、僕の周りには尊敬できる同い年ぐらいの社長や役員がたくさんいますので参考になりました(笑)」とヒロくんをにおわせるコメントで、役作りはバッチリだ。

 「クセの多い役を期待して、今回の役をいただけたのは光栄。ただ、想像通りは面白くない。今までにない新しさを表現したい」と稲垣。ヒロくんの指導のもと、やり手社長を演じきる?!

◆稲垣吾郎、AKIRAにダンス習う!?撮影の合間に「教えて」

 ダンスの見本もいる?! AKIRAとは歌番組では共演しているが、ドラマでは初。稲垣の撮影参加は6月上旬からで、「俳優として活躍されているAKIRAさんと共演できるのはとても楽しみ」と心待ちにする。SMAPのメンバーから「ダンスが苦手」とたびたびイジられる稲垣だが、「撮影の合間にダンスのやり方でも教えていただきたい(笑)」と“弟子入り”志願した。

(15/5/27(水)サンスポ)


■稲垣吾郎、“消防団”ドラマに出演 クセの多い役は「光栄」

 SMAPの稲垣吾郎が、7月スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『HEAT』(毎週火曜 後10:00)にレギュラー出演することが26日、わかった。“消防団”を題材に、野心家のエリートビジネスマンが「街を守るヒーロー」へと成長する姿を描くオリジナル脚本で、EXILEのAKIRAが主人公・池上タツヤに扮して主演。稲垣はタツヤが勤める不動産会社社「クローバー都市開発」の社長・日比野仁を演じる。

 稲垣が連ドラに出演するのは昨年1月期の『福家警部補の挨拶』以来で、火曜夜10時のドラマ枠では12年1月期の『ハングリー!』以来、6作目。今作でドラマ初共演となるAKIRAとは「歌番組では何度も共演していますが、俳優として活躍されているAKIRAさんと共演できるのはとても楽しみ。撮影の合間に、ダンスのやり方でも教えていただきたいですね」と笑顔をみせる。

 日比野のキャラクターは、若くして会社を急成長させた辣腕(らつわん)の持ち主で、結果を残せない者はためらいなく切り捨てる冷徹な経営者。難しいことに挑戦することを好み、栽培が難しいバラの花を社長室で育てている変わった一面もある。ヘッドハンティングしてきたタツヤが取り組む都市開発計画に対して期待を寄せつつも、全く心の内が読み取れない。常に社員に対して丁寧な言葉で接するのも特徴だ。

 ドラマは、都市開発計画をめぐりタツヤとライバルによる争いが過熱していく中、端々で見え隠れする日比野の不穏な動き。そして、消防団の活動を通じて次第に「人を守る喜び」を知っていくタツヤ。そんなタツヤにとって、はたして日比野は敵となるのか?味方となるのか?

 稲垣は「社長やクセの多い役は過去にもありましたが、それを期待してくださって今回の役をいただけたのは光栄です。ただ、想像通りだと面白くないと思いますので、今までにない新しさを表現して、視聴者の皆様に楽しんでいただければと思っています」とイメージをふくらませていた。

(15/5/27(水)ORICON STYLE)