1 陽花

吾郎が舞台でベートーベンに

■稲垣吾郎、奏でるベートーベンの半生 大島優子と初共演「楽しみ」

 SMAPの稲垣吾郎(41)が作曲家のベートーベン役を演じる。主演舞台「No.9―不滅の旋律―」(10月10〜25日、東京・赤坂ACTシアター)で、元AKB48で女優の大島優子(26)と共演する。

 俳優としても活動する白井晃氏が演出を担当。ベートーべンが難聴になり始めてからの苦悩や絶望、それでも音楽に生きる希望を見いだし、名曲を生み出していく半生を描く。

 激しい気性で「野獣」とも言われたベートーべンを、稲垣がどう演じるのかが見どころのひとつ。映画「十三人の刺客」(10年)で極悪非道な暴君役を演じ毎日映画コンクール男優助演賞を受賞するなど、幅広い役に対応する演技力には定評がある。ライオンのような髪形を再現するかなど、外見面の役作りにも注目が集まりそうだ。

 大島が演じるのはピアノ製作工房で働く職人の妹役で、ベートーべンの代理人となって作曲活動を支えていく役どころ。本格的な舞台出演は初めてとなる。

 稲垣は「芸術の秋に世界的な作曲家を演じることを誇りに思います。演出家のイメージを表現できるように、自分なりに精いっぱい挑みたい」と抱負。「大島さん、演出の白井さんとは舞台でご一緒するのは初めてですので、今からとても楽しみです」と張り切っている。

 一方、大島は「今から自分の未知数にチャレンジする思いで緊張と同時にワクワクしています。稲垣さんや白井さん、スタッフの皆様のお力をお借りしながら全力で取り組みたい」と意気込んでいる。

(15/6/4(木)スポニチ)


■稲垣ベートーベン10月に舞台主演 大島優子と初共演

 SMAP稲垣吾郎(41)が、10月に東京・赤坂ACTシアターで上演される舞台「No.9−不滅の旋律−」に天才作曲家ベートーベン役で主演することが決まった。

 交響曲「英雄」、「運命」や数多くのピアノソナタを作曲したベートーベン。32歳で聴覚を失った後も、交響曲第9番を生み出した天才の狂気、苦悩、歓喜を、最近は一癖ある役で個性派俳優としての評価を固めている稲垣が表現する。

 ベートーベンを支える女性マリア役は大島優子(26)。今年3月、テレビ番組の舞台版「スジナシBLITZシアター」に出演したが、本格的な舞台は初挑戦だ。

 スタッフは有村架純(22)、東山紀之(48)で昨年上演された舞台「ジャンヌ・ダルク」を手掛けた演出・白井晃、脚本・中島かずき、音楽・三宅純が再集結する。

 稲垣は、「芸術の秋に世界的な作曲家を演じることを誇りに思います。演出家のイメージを表現できるように、自分なりに精いっぱい挑みたいと思います。大島さん、演出の白井さんとは舞台でご一緒するのは初めてですので今からとても楽しみです」と意気込みを語る。大島は「今から自分の未知数にチャレンジする思いで緊張と同時にワクワクしています。皆さまの力をお借りしながら全力で取り組みたいと思います」とコメントしている。

 赤坂ACTシアターで10月10日〜25日。大阪・オリックス劇場で同31日〜11月4日。北九州芸術劇場で11月13〜15日。

(15/6/4(木)東京中日スポーツ)