1 陽花

慎吾主演ドラマ『家族ノカタチ(仮)』1月スタート

■香取慎吾 “結婚できない男”で連ドラ主演 未婚メンバーは「いい資料」

 人気アイドルグループ・SMAPの香取慎吾(38)が、来年1月放送の新ドラマ『家族ノカタチ(仮)』(TBS系)で39歳の結婚できない男を演じることが12日、わかった。香取が演じる主人公は、行動派で多趣味、モテないわけではないが結婚に後ろ向きな“こじらせ男子”だ。香取は「主人公は僕そのもの。僕も結婚できない男」といい、「僕の周りにはいい資料がたくさんいる。中居正広しかり、草なぎ(剛)、稲垣(吾郎)。それぞれのタイプの結婚できない男たちをたくさん身近で見てきましたので(笑)。それぞれの要素を役立てられたら」とリアルな役作りに意気込んでいる。

 同作は、家族と結婚の“かけがえなさ”を描いた笑いあり涙ありのホームコメディー。香取が演じる永里大介(ながさと・だいすけ)は、流行りものに敏感で他人との付き合いもそつなくこなすが、恋愛で傷つくことは嫌う文具メーカーに勤めるアラフォー男子。一人暮らしにも何も不満を感じていないが、ある日突然、父・陽三が訪れ、独身貴族の生活はかき乱されていく。

 父親・陽三を演じるのは、俳優の西田敏行(68)。息子に内緒で再婚し、再婚相手の連れ子と大介の家に転がり込む破天荒な性格の持ち主で、それゆえ大介との衝突も耐えない。西田との共演に香取は「本番のアドリブに何度も殺されかけています。せりふ通りではないぶつかり合いがありそうで、そこにどう対応するかが今から楽しみ」と期待を寄せており、“親子バトル”に見どころの一つとなりそうだ。

 また、ドラマを盛り上げるもう1人の“結婚できない”ヒロイン・熊谷葉菜子(くまがい・はなこ)役に上野樹里(29)が起用された。大手商社に勤務する32歳独身だが、20代前半に離婚を経験している。大介と同じマンションで、似た者同士からかケンカが絶えない。上野とは初共演となるが、香取は「良い意味で“どうなるか分からない”感じ。早くお会いしたいです! カットがかかっているにも関わらず、まだせりふが続いてしまうぐらいに、ぶつかり合いたい」とコメントを寄せている。

 また、葉菜子の母・律子を風吹ジュン(63)演じることも決定。同ドラマはTBS系の「日曜劇場」枠(後9:00)で放送。同枠で香取が主演を務めるのは『MONSTERS』以来、3年ぶりとなる。脚本は後藤法子氏が担当。

(15/11/12(木)ORICON STYLE)


■「下町ロケット」の次は香取慎吾&上野樹里の“こじらせ”タッグ

 数々の名作を生み出してきたTBS日曜劇場でSMAPの香取慎吾(38)と女優の上野樹里(29)が初共演する。来年1月にスタートする「家族ノカタチ(仮)」(日曜後9・00)で香取が39歳で独身の主人公、上野が32歳でバツイチのヒロインを演じる。現在放送中の「下町ロケット」(主演・阿部寛)の次の作品。NHK大河ドラマ主演経験者同士の豪華タッグが、人気ドラマ枠で実現するとあって注目が集まりそうだ。

 香取が演じるのは文具メーカー勤務の会社員。多趣味で自分磨きに余念がなく、独身が心地よくなっている“独身こじらせサラリーマン”。一方、上野は商社勤務のOL。自分にも他人にも厳しい性格で、こちらも「再婚しない」と誓っている“独身こじらせ女子”だ。この2人に主人公の父親とヒロインの母親が絡んで「結婚とは?」「家族とは?」などを描く。

 西田敏行(68)が主人公の父親役、風吹ジュン(63)がヒロインの母親役を演じる。

 12月上旬にクランクイン。香取は上野について「どこか、同じように響き合う感覚がありそうな方」と印象を語る。役柄には「この作品の主人公は“僕”そのもの。僕も、結婚できない男」と共感している様子。「僕の周りにはいい資料がたくさんいます。中居正広しかり、草なぎ剛、稲垣吾郎…それぞれのタイプの結婚できない男たちをたくさん身近で見てきましたので、メンバーみんなのそれぞれの要素を役立てられたら」と独身メンバーの“こじらせぶり”を参考に役作りする考え。上野は「心温まるドラマを皆さんの元にお届けできると思います」と自信を見せている。

(15/11/12(木)スポニチ)