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『HERO』が報知映画賞に最多7ノミネート

■【報知映画賞】「海街diary」「HERO」最多7ノミネート

 映画賞レースのトップを飾り第40回の節目を迎える報知映画賞のノミネートが12日、決まった。

 最多7ノミネートで2作品が並んだ。「海街diary」は作品賞を始め、監督賞(是枝裕和監督)、主演女優賞(綾瀬はるか)、助演女優賞(長澤まさみ、広瀬すず)、新人賞(坂口健太郎、広瀬すず)。「HERO」も作品賞と監督賞(鈴木雅之監督)、主演男優賞(木村拓哉)、主演女優賞(松たか子)、助演男優賞(松重豊)、助演女優賞(北川景子、吉田羊)に選ばれた。

 続いて6ノミネートは、ともに原田眞人監督(66)が手掛けた大泉洋(42)主演の「駆込み女と駆出し男」と役所広司(59)主演の「日本のいちばん長い日」に、「愛を積むひと」「あん」「天空の蜂」「ビリギャル」の6作品。

 また、「ストロボ・エッジ」「ビリギャル」の有村架純(22)と、2部作「ソロモンの偽証 前篇・事件」「後篇・裁判」の藤野涼子(15)は主演女優、新人の両部門でノミネートされた。

 ノミネートは、読者投票をベースに報知映画賞事務局が選定。受賞作・受賞者は今月開かれる選考委員会で決まり、12月下旬に表彰式が行われる。

 ◆報知映画賞 映画界の発展を願い、1976年に始まった。2008年から読者投票の結果も加味したノミネート制を導入。この作品部門、個人部門の中から選考委員会で受賞者・受賞作を決める。公開規模の大小、興行収入、観客動員数などにとらわれることなく選考され、賞レースのトップを切って発表、表彰されることから、映画界以外からも高い関心を集めている。


(15/11/13(金)スポーツ報知)