1 陽花

『紅白歌合戦』ジャニーズ勢は過去最多の7組が出場A

■マッチ、19年ぶり紅白!35周年締めは“ジャニーズ祭り”

 大みそかの「第66回NHK紅白歌合戦」(後7時15分)の出場歌手51組が26日、東京・渋谷の同局で発表された。白組ではデビュー35周年の歌手・近藤真彦(51)が96年以来、19年ぶり10度目の出場。大トリの可能性もある。ジャニーズ勢はSMAPら史上最多の7組が出場することから“ジャニーズ祭り”締めになりそうだ。紅組では悲願の初出場を決めた乃木坂46が号泣した。総合司会の一人を黒柳徹子(82)が務める。

 マッチが記念イヤーの締めくくりをNHKホールで飾る。19年ぶり10度目の出場が決定。これ以上ない晴れ舞台が用意された。

 演出もド派手なプランが挙がっている。ジャニーズ勢は今年“長男”のマッチを筆頭にSMAP、TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneの史上最多7組が出場することから、大先輩のステージを総出演で彩る可能性が浮上している。ジャニーズのそうそうたるアイドルたちをバックダンサーに起用できるのは、マッチ以外にない。親子のような関係として知られる黒柳徹子との掛け合いも見どころだ。

 今年は早い時期から紅白出場に前向きだった。7月に仙台で行った35周年ツアーの初日、マッチは「声がかかれば出ますよ。『ギンギラギンにさりげなく』を歌ってみたいな。トリで行くよ」と話した。これに応えるように、NHKサイドもラブコールを送り続けた。「節目の年ということもあり、なんとしても出てほしい歌手の1人だった」と同局関係者。NHKの期待は大きく、本人の言葉通り、トリや大トリを任せる可能性も十分にある。

 今年は代表曲「ギンギラギンにさりげなく」や「愚か者」などを手掛けた作家・伊集院静氏(65)の楽曲を収録した初のセルフカバーアルバム「三十五周年 近藤真彦×伊集院静=二十四曲」を7月に発売。同氏が自身の人気著書をタイトルに書き下ろした新曲「大人の流儀」も12月9日に発売されるだけに、同氏の楽曲が歌唱曲になることは確実。35周年にふさわしいヒット曲メドレーになりそうだ。

 白組の司会を務めるV6の井ノ原も「背中を追いかけながらやってきた。一緒のステージに立つことはなかなか、なかったので感動です」と共演を心待ちにしている。北島三郎(79)の「まつり」ならぬ“ジャニーズ祭り”で2015年が幕を閉じる。

(15/11/27(金)スポーツ報知)