1 陽花

SMAPが紅白リハ後に会見A

■中居正広 今年の漢字「森がいた」

 「第66回NHK紅白歌合戦リハーサル」(30日、NHKホール)

 SMAPがカメラリハーサルなどを行った。リハーサル後には取材に応じ、今年の漢字1文字をあげてほしいと尋ねられると、「木」、「稲」、「香」、「草」、「中」とそれぞれの頭文字を挙げ、リーダーの中居正広(43)は「ここに『森』がいたんですけどね」とオートレーサーに転身した元メンバーの森且行(41)の名を口にした。

 質問を受けるなり、中居は「木があって、稲があって、香があって、草があるんですよ。ここに森があったんですけどね。自然いっぱいだったんですよ」と発言して報道陣を沸かせた。自分だけ“自然っぽさ”がないが、「僕はその『中』にいたんです」ときれいにまとめて、得意顔だった。

 ただ、これだとこの1年を振り返ることにはならないため、グループ全体として稲垣吾郎が「歌」を挙げた。グループとしてNHKの名物番組「NHKのど自慢」に出演し、東日本大震災の被災地、岩手県山田町を訪問した。稲垣は「みんなでこういう経験もなかったし、泊まりに行って小さなホテルに泊まったりするのも懐かしいなと思って」と振り返った。

◇中居正広、総合司会の黒柳徹子に関心

 過去6回、紅白の司会を務めてきた中居正広(43)は今回白組司会を務める後輩のV6・井ノ原快彦(39)へのアドバイスを報道陣から求められたが「何もないです」ときっぱり。司会の腕前に太鼓判を押した。

 中居は、井ノ原が過去に同局の音楽番組「思い出のメロディー」で有働由美子アナとのタッグで司会をしていたのを見て「(司会が)うまいなあと思っていた」という。「何でできるのかなと。教えてもらったのかな」とスムーズな進行ぶりに感心したことを明かした。

 今回も井ノ原は有働アナと一緒に司会をするため「何も心配いらないと思います」と断言。それよりも、総合司会の黒柳徹子に関心があるようで「黒柳さんがどこまで暴走するか分からないですけど、前面に出してもらいたい。イノッチ(井ノ原)はしっかりしないといけないですけど」と、期待した。

◇香取残念…紅白司会「来るかなと」

 今年は「NHKのど自慢」にグループとして出演し、香取慎吾が特別MCを務めた。こうした経緯から香取は「もしかしたら紅白(の司会のオファーが)くるんじゃないかな…と思っていたんですけど、イノッチ(V6・井ノ原快彦)でした」と漏らした。

 井ノ原と香取は同学年で、事務所入りしたころから仲が良かった。中居正広から「すっごい仲良かったよね」と言われ、「(井ノ原の)実家に行ったりしていました」と昔を懐かしんでいた。

(15/12/30(水)デイリースポーツ)


■【紅白】中居、初司会のイノッチに太鼓判「全く心配ない」

 ◆第66回NHK紅白歌合戦リハーサル(30日、東京・渋谷NHKホール)

 23回目の出場のSMAPは「This is SMAPメドレー」と題して「Triangle」をしっとりと、「Otherside」をダンスで披露する。

 本番では、今年「NHKのど自慢」で訪れた東日本大震災の被災地である岩手県山田町と中継を結ぶ。その体験を「歌の力を知ることができました」と香取慎吾(38)。「もしかして(司会のオファーが)来るかと思ったらイノッチ(井ノ原快彦)でした。イノッチとは仲良しで昔は実家に遊びに行ってました。イノッチ頑張って!」と同い年の井ノ原にエールを送った。

 初司会の井ノ原へのアドバイスは?との質問に中居正広(43)は「ありません。前に(『思い出のメロディー』で)司会しているのを見たことがあって、うまいなあ、誰かに習ったのかなあ思ってた。全く心配ない」と太鼓判を押した。

 1年を表す漢字1文字として稲垣吾郎(42)は「歌」挙げた。「のど自慢で地方に行って、いつも泊まらないような小さなホテルに泊まったりして」と言うと、すかさず中居が「いつも大きいとこに泊まってるみたいでイヤな感じ〜」。「そうじゃなくて、なんか初心に帰ったというか昔を思い出して」と稲垣があわてて言い訳し、SMAPらしく笑いをとった。

 紅白のリハーサルを終えての感想について、草なぎ剛(41)は「戦後70年ということで、それに合わせた演出がすごく良かったです」。木村拓哉(43)は「紅白が終わってから人が通りに出てくるとか、生活のサイクルへの浸透感がすごい。自分たちもリハーサルにルーティンとして参加させていただくことを、本当に名誉なことだと再確認しました」と真剣な表情で語った。

(15/12/30(水)スポーツ報知)