1 陽花

木村がSMAP存続を直訴A

◆石破茂氏 SMAP活動継続願う「キャンディーズ解散にも匹敵…」

 石破茂地方創生担当相は15日の記者会見で、人気グループ「SMAP」のメンバー独立協議に関し「一人一人が立派なアーティストだと思うが、5人がそろって発揮する持ち味に多くの国民が共感している。個人としては(グループの活動継続を)願っている」と述べた。

 同時に、自身が熱烈なファンだった伝説のアイドルグループ「キャンディーズ」を引き合いに出し「(SMAPは)国民的大スターでありキャンディーズ解散にも匹敵する大きな出来事だ」と指摘した。

(16/1/16(土)スポニチ)


■キムタクに「土下座しろ」…中居、芸能界の大物から助言受けていた

 分裂、解散危機騒動の渦中にあるSMAPの中居正広(43)が芸能界の大物に相談したところ、「グループに戻りたいなら、木村拓哉に土下座するぐらい謝れ」とアドバイスを受けていたことが15日、分かった。独立の意志を固めていた4人は、木村拓哉(43)が昨年12月にジャニーズ事務所残留を決めて以降、ほとんど木村と会話しなかった。それが理由で感情的なしこりが残り、中居が木村に電話をしても、出てもらえない状況が続いているという。ただ、情に厚いキムタクだけに最終的には事務所との橋渡しをする可能性が残っている。

 独立組のリーダー、中居と唯一、残留する木村の冷戦状態が深刻化していた。

 関係者によると、報道が駆けめぐった13日、危機感を募らせた中居は、助けを求めて芸能界の大物関係者の元へ急いだ。

 今後の自分の身の振り方について相談すると、「(SMAPに)戻るしかないのだから、戻りたいなら木村に土下座して謝るぐらいのことをしろ」と助言されたという。

 中居を含め稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)の4人は、SMAPの育ての親で、2月末にジャニーズ事務所を退社する女性チーフマネジャー、Iさん(58)の独立計画に同調。昨年11月末までに退社する意志を固めた。一方、木村は12月半ばに残留を決断していた。

 しかし、その大物関係者との相談の場で中居は「ジャニーズに、はっきり辞めるとは言っていない」と説明。報道とは違う言葉を聞いた同関係者は中居を叱り、木村への謝罪をアドバイスしたという。

 また、別の芸能界の大物人物も、SMAP騒動の収束について「4人が頭を丸めて(事務所と木村に)謝れば、解散を回避する可能性は残っている」と話している。

 中居への助言を受け、Iさんとメンバー4人が東京都内で緊急会合。木村に謝罪するかどうかの苦渋の選択を迫られ、中居は木村に連絡を取ろうと試みたが、15日現在、電話に出てもらえない状況が続いている。

 そこには事務所から離れる決断をした4人と、残留した木村との対決構図ができて以降、4人が木村とほとんど会話をしていなかった背景があり、木村にとっては「何を今になって戻るなんて…」という複雑な思いがあるようだ。

 ただ、SMAPは1988年の結成以来、苦楽をともにしてきた仲間。情に厚いキムタクだけに、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長(89)と直接会うことができない4人との橋渡しとなり、SMAP存続を訴える可能性もある。

 中居はバラエティー番組を中心に司会業で、木村は映画やドラマを中心に俳優業でSMAPを引っ張ってきたツートップ。公の場でもほとんどツーショットを見せたことはないが、昨年大みそかには東京都内の「SMAP SHOP」に2人で登場し、ファンが騒然となった。

 中居は木村に謝罪を受け入れてもらえるのか…。SMAPの未来は2人の“絆”にかかっている。

つづく