木村がSMAP存続を直訴�J

■キムタク、メンバー初“解散”語った　「いつか自分の言葉で話します」

　解散騒動に揺れるＳＭＡＰの木村拓哉（４３）がパーソナリティーを務めるＴＯＫＹＯ　ＦＭ「木村拓哉のＷｈａｔ’ｓ　ＵＰ　ＳＭＡＰ！」が１５日、放送された。木村は番組で「何かとお騒がせしています」と騒動について言及した後「いつか自分の言葉で話す」と約束した。ＳＭＡＰのメンバーが騒動について語ったのは初めて。

　１４日にテレビ朝日系主演ドラマ「スペシャリスト」のＰＲのため、同局系情報番組に出演した草なぎ剛（４１）は何も語らなかった。木村のラジオ番組は収録だったが、騒動発覚後に収録したため、木村が何を語るか臆測を呼んでいた。

　木村は冒頭、いきなり「今週いろんなニュース、報道が出まして、何かとお騒がせしていますが、ちゃんといつか自分の言葉で話せる時が来たら、この『Ｗｈａｔ’ｓ』でお話させていただきたいと思っております」とリスナーに語りかけた。「お騒がせ」が解散報道であることは明らか。

　木村はさらに「自分は『Ｗｈａｔ’ｓ』のキャプテンとして、そして聴いてくださっている皆さんは乗組員として、相変わらずこのまま乗組員はキャプテンを信じてついてきてください」と理解を求めた。

　“育ての親”である女性マネジャーがジャニーズ事務所退社の意向を固め、他のメンバーが同調する動きを見せる中、木村だけは事務所に残る決断をしている。事態は膠着（こうちゃく）状態を見せているだけに、メンバーと事務所をつなぐ存在として木村の動向に注目が集まっている。

（16/1/16(土)東京中日スポーツ）