1 陽花

木村が事態打開模索へA

◆中居、昨年末収録ラジオで意味深「今年は踏ん張る」

 SMAP中居正広(43)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」(土曜午後11時)が16日、解散危機報道後初めて放送され、解散問題については直接的に触れなかったものの、「今年は踏ん張る年」と発言した。

 関係者によると、収録は昨年12月下旬に行われたといい、その後差し替えなどもしていないという。すでに中居らメンバー4人が独立をジャニーズ事務所に対し表明していた時期だ。番組内では、リスナーから2016年の公約を問われた。中居は「今年は…踏ん張る! 今年は踏ん張る年にします。踏ん張る。ワサワサせずに、じっとこらえ、踏ん張る年にします」。何度も「踏ん張る」と繰り返し、まるで今年が苦難の年になることを予期しているかのような発言だった。

 同番組は、昨年5月に父親が死去したことを明かすなど、思い入れのある番組。15日夜、ジャニーズ事務所に残る意思を見せていた木村拓哉(43)がラジオ番組で騒動に「ちゃんといつか自分の言葉で話せる時がきたら」とコメントしていたこともあり、中居の発言にも注目が集まっていた。

◆さんま、SMAP解散問題2カ月前から把握していた

 タレント明石家さんま(60)が16日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)の中で、解散騒動渦中のSMAPについて、以前から事情を把握し、昨年末に共演したテレビ特番では「やりにくかった」と語った。

 さんまは騒動の帰結について「私も知らない」とした上で「この2カ月は(自身も)振り回された」と言い、2カ月前から解散危機を把握していたことをにおわせた。さんまは昨年末、日本テレビ系「さんま&SMAP 美女と野獣のクリスマス」で共演、「とんでもなくやりにくかった」とし、メンバーも「悩んでいたんでしょう」と思いやった。メンバー間の会話のテンポもぎこちなく感じたといい、そのため、さんま自身は「時が早く過ぎないか」と考えながら収録していたことも明かした。

(16/1/17(日)日刊スポーツ)


■香取慎吾「精いっぱいの日々…」 SMAP解散報道後初のテレビ出演

 解散問題に揺れるSMAP香取慎吾(38)が16日、解散報道後初の生番組となるTBS系情報番組「王様のブランチ」に出演したが、解散については触れなかった。

 香取は同局系で17日スタートの連続ドラマ「家族ノカタチ」に主演。「−ブランチ」には共演の上野樹里(29)らと一緒に出演、「いよいよ(放送)なんで本当うれしいですね」と時折笑顔を見せ、結婚相手に求める条件などについて語った。

 また、香取は「−ブランチ」に先立って16日朝のTBS系トーク番組「サワコの朝」(事前収録)にも出演。中居正広(43)について「優しい人ですよ。でも、優しすぎるところもある。周りの人たちのことを気遣い過ぎて具合悪くなっちゃうくらい」と信頼感をにじませた。

 SMAP結成の経緯や、なかなか売れず「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう」と悔しい思いを抱きながらコントをやっていたことも吐露。「だからこそ、とにかく精いっぱいやらないとという日々がいまだに続いている感じです」と仕事へのプライドを見せた。ホスト役の阿川佐和子さん(62)に、売れなかった時代について「解散って(話にならなかったのか)?」と尋ねられ、「ぼくが会社の人間だったら、もう終わらせてるでしょうね」と振り返る一幕もあった。

 SMAPでは草なぎ剛(41)もテレビ朝日系の主演ドラマ「スペシャリスト」の開始日の今月14日に情報番組に生出演したが、番宣に専念、騒動について自ら口を開くことはなかった。

つづく