1 陽花

木村が蜷川幸雄さん通夜に参列

■キムタク、宮沢りえ、寺島しのぶら名優たちが蜷川幸雄さん通夜で涙

 12日に肺炎による多臓器不全で死去した演出家、蜷川幸雄さん(享年80)の通夜が15日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 蜷川さんを愛した名優たちも悲しみに暮れた。蜷川さんに見いだされ、15歳のときに「身毒丸(しんとくまる)」の主演に抜てきされた藤原は、蜷川作品常連の吉田鋼太郎(57)、小栗旬(33)とほぼ同じ時間帯に式場入り。通夜に参列後、藤原は、沈痛な表情で報道陣に一礼した。

 故人が演出した89年の舞台「盲導犬」で本格的な芝居に初挑戦したキムタクも一礼後、はなをすするしぐさを見せ、寺島しのぶ(43)は目を真っ赤にし、宮沢りえ(43)はハンカチで鼻をおさえたまま、斎場を後にした。

 25日にさいたま市・彩の国さいたま芸術劇場での初日を控える舞台「尺には尺を」(6月11日まで)に出演する多部未華子(27)、昨年の舞台「皆既食」に出演した岡田将生(26)ら若手俳優もあふれる涙を止められなかった。


(16/5/16(月)サンスポ)