木村＆長瀬＆岡田が熊本で石原軍団の炊き出しに参加�D

■キムタクが！長瀬が！岡田が！石原軍団、益城町炊き出しにサプライズ参加

　ＳＭＡＰの木村拓哉（４３）、ＴＯＫＩＯの長瀬智也（３７）、Ｖ６の岡田准一（３５）が１２日、熊本地震の避難所となっている益城町総合体育館で、芸能事務所・石原プロモーションが行っている炊き出しにサプライズ参加した。３人が一緒に、同時に公の場に姿を現すのは初めて。木村は「被災された方々の支えになれれば」と共同で焼きそばなどを作り、１万５０００人分の食事は２時間４０分でなくなった。

　舘ひろし（６６）ら石原軍団が１１日からスタートさせた炊き出し。この日は豪華すぎるサプライズが待っていた。午後２時からの開始直前。台所に突然現れたのは、木村、長瀬、岡田のジャニーズ３人衆だった。

　舘から「素晴らしい助っ人が来ています」と紹介され、木村は拡声機で「料理の方は多少自信があります」とあいさつ。「自分が今できることを全力でやっていきたいと思います」と決意を述べた。長瀬も「被災地の皆さんに元気を与えられるのがうれしい」と笑顔。岡田も「力仕事には自信があります。何でもやります」と意気込みを語った。その後は３人が共同して焼きそば作り。舘の指揮の下、岡田が豚肉を、木村が麺と野菜をいため、長瀬が器に焼きそばを盛りつけた。

　この日はあいにくの大雨。町民はまさかの光景に、雨の冷たさも忘れて大歓声を上げた。木村が「雨の中、ありがとうございます」と優しく声をかけながらご飯をよそうと、感激のあまり泣き出す人もいた。２０代女性は「何でこの３人がここに…。キムタクさんに『ありがとう』と言われたときは息が詰まった」と感涙。６０代男性は「皆さん忙しいのに。感謝の言葉しかない」と笑顔を見せた。

　同行したジャニーズ事務所関係者は「昨年の紅白など同じステージに立ったことはあるが、公の場での３ショットはないと思います」。今回は、０４年のテレビ朝日系ドラマ「弟」で渡哲也（７４）らと共演したことのある長瀬が、渡のマネジャーに連絡して、参加を希望したのがきっかけ。その後、先輩の木村、後輩の岡田に声をかけた。ジャニーズ事務所は１１年の東日本大震災時には災害支援プロジェクト「Ｍａｒｃｈｉｎｇ　Ｊ」をたち上げており、３人も募金イベントなどに参加。支援に熱い思いを持っていた。

　木村は「石原プロさんの行動力に魅力を感じていました」と憧れを口にし「被災された方々の背中を支えられるようになりたい」ときっぱり。さまざまな驚きとともに、熊本に元気を届けた一日だった。

（16/6/13(月)スポーツ報知）