6 しす
民間伝承…私の好きな分野じゃないですかw

諸葛亮の嫁、黄承彦の娘の名ですが民間の伝承では「婉貞」と伝えているのもあります。

「実は美人だった」説は他にもありますね。
自分の夫となる人物は、容姿ではなく才能で妻を選んでくれる人物こそ相応しいということであえて「醜女」であるという噂を流したというもの。
ちなみにこの話し結構面白いんですわ。
と言うのも黄承彦は孔明こそが相応しいのでは?と思って崔州平を介して孔明を誘うのですが、孔明は黄承彦の娘の噂を聞いていたのでなかなか腰を上げない。
仕方ないので名画があると言って誘いだす。
早く名画を見せてくれという孔明に黄承彦は「ま、慌てずに茶でも…」と給仕に茶を運ばせる。
しかしその給仕は実はカラクリで、しかも娘が作ったものだという。
孔明はこれほどの才ならば不器量でも構わぬと「娘さんがこれほどの才能をお持ちとは頭が下がる思いです」と言うと。
「うちの娘は不器量なので、嫁の貰い手がないのだよ」と言う。
これにはさすがに孔明も己の不明を恥じて顔が真っ赤になったという。
「私が未熟者でした。義父上なにとぞお許しください」
結局二人の婚姻が決まり、婚礼の儀を終えたあと。孔明が花嫁の被りものを取ると、そこには花のように美しい娘がいたという。

才色兼備の嫁さん…孔明センセ羨ましいですなw
(PC)