1 陽花

木村主演ドラマ『未来への10カウント』ヒロインは満島ひかり

■木村拓哉主演『未来への10カウント』ヒロインに満島ひかり 初の本格共演「もう、BIGギフトです」

 木村拓哉と脚本家・福田靖氏が7年ぶりにタッグを組む、テレビ朝日系木曜ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜 後9:00)に満島ひかりがヒロイン役で出演することが決定した。

 木村演じる生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント作品。青臭くもがむしゃらな熱を秘めた高校生たちと真剣に向き合う中、自らも変化を遂げ、新たな未来に向けて走り出していく桐沢。世代を超えた青春群像劇となる。

 木村との共演は『月の恋人〜Moon Lovers〜』(2010年)以来2度目となる満島。本格共演は今回が初めて。満島も「木村拓哉さんとの共演はもう、BIGギフトです。うれしくて緊張して、落ち着かなきゃ、とまだ少し興奮気味です。木村さんには、いつも青い炎を感じていました。同じドラマを作るチームになれて最高の気分です」と期待を膨らませる。

 対する木村も「先日、トーク番組で満島さんが『私は、やりたいと思ったことはやる女です』とおっしゃっていて、『マジかよ?(笑)』と。これはセッションしてみないと、本当にどうなるか分らない!(笑) 未知数なだけに、本当に楽しみです」と、ワクワク。初共演から12年。木村×満島の本格初共演が生み出す未知数の化学反応に期待だ。

 満島が演じるのは、不本意ながらもボクシング部の顧問を押し付けられた、シングルマザーの高校教諭・折原葵。満島はドラマ『おやじの背中』(2014年)でボクシングシーンを経験しているが、今回演じる葵はボクシングの知識がゼロ。ところが「私、知らないことがあると気持ち悪いんです」という葵は、まるで興味のなかったボクシングにも興味を覚えると同時に、生徒たちの熱い思いに触れ、ボクシング部に肩入れするようになっていく。

 また、とにかく真面目でまっすぐな性格の葵は、覇気がまったく感じられない桐沢の心にも、目が覚めるようなパンチを連発。闇にとどまる桐沢を鼓舞し、光が差す方向へと引っ張っていくことに。やがて、桐沢の中に眠る本質に触れた葵は、しだいに好意を抱き始める。満島が演じるヒロインの一挙手一投足は必見だ。

■コメント
【木村拓哉】
 満島さんとここまでフォーメーションをがっつり組み、最初から最後まで一緒にプレーするのは初めて。“スタメンで一緒に出る”という感覚を分かち合えることが楽しみです。実は先日、トーク番組に満島さんが出ていたので、「これは見ておかねば!」と思って見たんです。そうしたら、満島さんが「私は、やりたいと思ったことはやる女です」とおっしゃっていて、「マジかよ?(笑)」と。これはセッションしてみないと、本当にどうなるか分からない!(笑) 未知数なだけに、本当に楽しみです。

【満島ひかり】
 明るくマジメで、自分の心にまっすぐな古文教員・折原葵を演じます。ボクシングのことを知らずに部活の顧問になってしまう葵ですが、桐沢さんや生徒、先生達の色んな“熱”に触れて、たくさんの感動に出会ってゆきます。

 福田靖さんの脚本を読みながら、あちこち心が動かされています。視界がクリアになるようなこの物語で、体心技を生かして、素直に葵を演じていたいです。

 そして、木村拓哉さんとの共演はもう、BIGギフトです。うれしくて緊張して、落ち着かなきゃ、とまだ少し興奮気味です。テレビなどで見る時もそうですが、スタジオや撮影所で少しお話をしたことのある木村さんには、いつも青い炎を感じていました。同じドラマを作るチームになれて最高の気分です。

 誰かの胸の内に宿る“熱さ”を見た時、人が人を動かし、熱くなるものに背中を押される、見る方のエネルギーになるドラマ、この恵まれたチームと楽しんでがんばりますね!


(22/2/25(金)ORICON NEWS)