1 陽花

慎吾が初のジャズソロアルバム発売

■タキシードな香取慎吾で初のジャズソロアルバム4・13発売「東京SNG」

元SMAPの俳優で歌手、香取慎吾(45)が4月13日に約2年ぶりのソロアルバム「東京SNG(エスエヌジー)」を発売することが7日、分かった。タキシードが似合う音楽≠コンセプトにした初のジャズアルバムで、国民的歌手、美空ひばりさん(享年52)の名曲「東京タワー」のアレンジ版など11曲を収録。同盤を引っ提げ、4月16日から東京・明治座で特別公演も行う香取は「いろんな事に挑戦して遊んでみたい」と燃えている。

演技、バラエティー、アート、歌とマルチに活躍する国民的アイドルSNG(しんご)≠ェジャズで新境地を開く。

前作「20200101」以来2年3カ月ぶりとなる2枚目のアルバム「東京SNG」は、タキシードが似合う音楽≠コンセプトに、香取が愛する東京を生バンドの演奏で情感豊かに表現した初のジャズ作品。タイトル曲「東京SNG」は歌手、DAIGO(43)のDAI語ばりに自身の名前をアルファベットでSNG(しんご)と表現しており、遊び心も満載だ。

きっかけは、カナダ出身の世界的歌手、マイケル・ブーブレ(46)に刺激を受けたこと。常に変化を追い求める香取は、幅広いジャンルの音楽を模索する中、彼のジャジーな歌声に出会い、感動。ストリート音楽でデジタル要素を多用した前作とは全く違う進化した姿を見せたいと、ジャズへの挑戦を決めた。

渾身の思いを込めたアルバムは、音楽家、小西康陽(63)がアレンジしたひばりさんの名曲「東京タワー」やジャズのスタンダードナンバー「Mack The Knife」の英語版カバー、タレント、劇団ひとり(45)が作詞した新曲「道しるべ」など11曲を収録。女性4人組、新しい学校のリーダーズやピアノトリオ、H ZETTRIO、歌手のヒグチアイ(32)らも参加し、SNGの優しい歌声を後押しした。

新境地を開いた香取は「トウキョウエスエヌジー! 完成です。いろんな事に挑戦して遊んでみたい僕は、今回、ジャズに包まれてみました」と笑顔。コロナ禍を踏まえ、「多くの事が制限されて生きる今、香取慎吾は、東京から皆さんの心を響かせようと、スウィングしてみました」とお茶目にアピールした。

慎吾ちゃんが元気いっぱいの笑顔とジャズ音楽で国民を癒やす。

★4月からソロで明治座公演

「東京SNG」を引っ提げ、4月16日から5月6日まで東京・日本橋浜町の明治座でソロ公演「香取慎吾 二〇二二年 四月特別公演 東京SNG」(全22公演)を行うことも決定。20年4月に初のソロステージを行ったゆかりの劇場に再び立つ香取は「ぜひ、一緒にステップを踏んでください。笑顔で!一緒に‼」と呼びかけている。


(22/3/8(火)ORICON NEWS)