平場の勝負レース
東京12レース
3アコークロー
東京ダート2100m巧者で、この条件では安定したパフォーマンスが期待できる1頭。
昇級後の2戦は5,5着と苦戦していましたが、昇級戦は「暑さもあって後ろ向きで出だしはついて行けませんでした。」との事で、出遅れた後も出脚が鈍く離れた最後方からの競馬となり、直線入り口でようやく馬群に取りついて馬場の中ほどを通って脚を見せましたが5着までとなりました。
休み明けの次走は大外枠からの競馬となり、「本来はもっと上手に立ち回りたいタイプですが、今日は外目を回らされる形になってしまいました。それでもうまく噛み合えば、このクラスでもやれそうな感じがあります。」と丸田騎手が話しており、叩き2戦目+内目の枠を引けた4走前は8番人気ながらも3着に好走しました。
3走前は締まった馬場で連続3着に好走できており、「出脚は速くないんですが、リズムが整ってトップギアに入ってからは長くいい脚を使ってくれました。長い距離は合っていますし、もっと延びてもいいくらいですよ。」とマーカンド騎手。
2走前は二の脚で楽に好位を確保し、折り合って淡々と進めて4角から追撃態勢も間合いを詰められず、逆に少し水を開けられましたが粘り強く伸びて並びかけたところがゴールとなりました。
近走は東京2100m戦で3,3,2,3着と安定したパフォーマンスを見せており、立て直された今回は更に前進可能の1頭と言えます。



東京9レース(Sランクレース)
12ルクスフロンティア 3着
6走前の東京2100m戦ではクールミラボー相手にアタマ差の2着に粘っており、62.1-61.9の平均バランスで12.6 - 12.6 - 12.3 - 12.5 - 12.3 - 12.2のラップ推移で淀みない流れとなり、ハナを切って淡々と進めながら直線でも渋太く踏ん張って3着以下の4馬身の差をつけました。
最後はクールミラボーに捕えられましたが、タイトな流れの2100mでこれだけやれているならここでも上位評価の1頭と言えます。
この馬は要所で動けるタイプで、レパードSもかなりのハイペースで進めつつも12.6 - 12.2 - 12.7 - 13.2 - 12.0 - 12.4とL3-2区間でこの加速度を引き出して粘り込んで0.1差の3着に好走しました。
適性の幅が拾いタイプだけに淡々と流れても問題ありませんが、少し息を入れて仕掛けを待って要所でスッと出し抜く競馬ができれば勝ち負けになる1頭と言えます。
休み明け+昇級戦の2走前は8着となりましたが、「着順は悪くなってしまったんだけど、レースの内容としては今までで一番良かったと思います。いつもは手前を替えない馬が、今日は向正面でも直線でもちゃんと右手前に替えていたからね。それに2番手だとハミを噛んでしまうんだけど、今日は2番手で更に外から来られても折り合いがついていたから凄く成長してくれていると思います。4角でも手応えはあったんだけど、反応し切れなかったのはレース間隔が開いていた分なので、僕はもう乗れないけど、叩いた次はいいと思うからまた乗りたい馬です。」と引退した秋山騎手が話しており、ひと叩きした前走は2着に巻き返してきただけに、今回も上位必至の1頭と言えます。

13メイプルリッジ 1着
5走前の1勝クラスは東京2100m戦で61.9-63.1のハイペースバランスとなっており、12.8 - 12.9 - 12.6 - 12.4 - 12.4とL2最速タイでL1も落ちないという流れの中、好位の内から楽に捌いてL2で抜けて7馬身差の圧勝となりました。
このレースは2角で好位の内に誘導し、馬込みの中でじっくりと我慢させて直線は進路を見つけると躊躇なく入って苦もなく捌いて最後は追えば追うほど伸びるという感じでムーア騎手が追い続けて時計的にも上がりも優秀なラインまで持ってきました。
3走前は裂蹄で当初予定していた春の東京戦を使えずに距離不足の札幌1700mを使わざるを得ない状況だっただけに度外視可能の7着と言え、2走前は「まだ調教でフルスピードに入りませんが、動けている方です。」という状態で3着に好走しました。
前走は縦長の展開を先団馬群の後方の外から進め、早め先頭の強い勝ち馬には離されていたものの、外から伸びて際どい2着争いを制しました。
初ダートの時点で3勝クラス突破の時計をマークしているだけに、順調に叩き3戦目となるここは勝ち負け必至の1頭と言えます。

ワイド
12−13 10万円

ワイド1点指示で2.4倍的中となり、24万円獲得となりました。
お知らせ
今週(2月13,14日)の1点勝負レースは土日ともに5万円勝負となります。
また、今週は5〜10万円勝負予定の「管理人の買い目・購入額公開レース」の提供週となります。
日曜日の覆面トラックマン情報
函館9レース
4イルマタル
2走前の福島戦では3着に好走しましたが、これまでは時計のかかる馬場で好走していただけに開幕週の馬場にも対応できた点は好材料と言えます。
この馬は終いが確実なタイプだけに、近走のように早めに仕掛ける競馬で上位を狙える1頭と言えます。
3走前の中京戦では重馬場で馬場の荒れたインをついて渋太く食い下がれていただけに、馬場不問で信頼度の高い1頭と言え、休み明けの前走はコーナーで内を回って差を詰めるもひと押しが利かずに3着まで。
叩き2戦目の今回は滞在+連闘であとひと押しが期待できる1頭と言えます。