★日曜日
中山記念

ヴィブロス
秋華賞では緩い流れの中でトップスピードの持続力を引き出してきましたが、最速地点でのキレというより直線でラストまで落とさず伸び続けた形でした。
高いレベルになってくると、向正面からの仕掛けと3〜4角で勝負になりやすい中山1800m戦では微妙な印象があります。
スピード面でも未知数な部分があり、過去の実績からはスローからのトップスピード戦で結果が出ており、チューリップ賞では平均に近いややスローで崩れています。
今回は前目が飛ばす可能性がありますが、ペースが上がったからといって良さが出るかどうかは微妙で、人気面を考えると買いづらい1頭です。
また、この馬はドバイターフが目標であることは明らかで、ここは勝負度合いが低い1頭と言えます。

ヴィブロス
昨年の中山記念では4.1で超スローで流れ、ラップ推移的にはL5最速でマイネルミラノが引き上げてそこからのロングスパート戦となり、L2で再加速という展開でした。
後半特化で5Fから器用に脚を使う形でコーナリングも問われていました。
前半は控える形で好位の内目につけて行き、極端にスローで流れて少し掛かりながら前との差を詰めていく形で、途中でマイネルミラノの早仕掛けで流れる中で3列目ポケットで3角。
3〜4角も内で進めながら促されて追走し、4角でロゴタイプの後ろまで取り付くも手応えが怪しくなって直線序盤でそのまま伸びあぐねての5着となりました。
コーナーで速いラップを踏む形になった時に甘くなった点が気になる材料で、中山1800m戦はどうしてもスローから向正面でペースが上がっていく形になりやすい傾向にあります。
スローから直線でトップスピードを引き出す形が理想と言えるこの馬にとって、コーナーで速い脚を要求されるのは好ましくはありません。
昨年の中山記念でも機動力に難が見られたため、L2で再加速が問われやすい今回の舞台では少し評価を下げた方が良さそうです。
 
★日曜日
阪神11レース
阪急杯

モーニン
芝の前走はラストまで脚を使えており、トップスピードの質的には微妙でも持続力そのものは高そうな1頭です。
ある程度力の要る馬場になって前半で脚を使わされないかどうかがポイントですが、この点はダートで芝スタートの流れやすい東京マイルで良さが出ている事からもあまり心配はありません。
ダートの厳しい流れで戦ってきた馬が好走しやすいのが阪神1400m戦の舞台で、時計が掛かってくれば前走で見せたL1の伸びは面白い材料と言えます。

アポロノシンザン
実力的には通用していい1頭で、この馬は前半の総合力が極めて高く、ゲートの上手さと二の足の速さに関してはこのレベルでもトップクラスの存在となります。
息を入れてからの再加速でギアチェンジも持っており、総合力の高さを生かしてペースをしっかりと引き上げれば持ちそうな印象はあります。
ただ、前走の阪神カップが超高速状態の中でペースを作りながら失速した点は不安材料で、新潟日報賞がハイペースを作って強い競馬で結果を出しているだけに、寒い時期が良くない可能性も考えられます。
平均ぐらいでコントロールしても仕掛けを待てれば問題なく、早めに外から来られてトップスピード持続勝負になるのが避けたい展開となります。
 
★日曜日
阪神11レース
阪急杯

カラクレナイ
フィリーズレビューのパフォーマンスから考えると、この馬は厳しい流れで追走しながらしっかりと脚を引き出してくるスピード面の高さが武器と言えます。
桜花賞でも道悪のハイペースで対応できており、力の要る馬場でも問題はありません。
ただ、昨年秋以降のパフォーマンスが低下しており、今回は同タイプのレッドファルクスやモズアスコットは手強い相手となります。
阪神1400mは合うと思いますが、それでどこまで上げてくるかがポイントですが、今回のメンバー構成なら3着以上は難しいように思えます。
妙味を考えても、この馬よりも内目に入った場合のシュウジを狙う方が良さそうです。

ヒルノデイバロー
1400mで力の要る馬場、そしてペースが上がった方が良いタイプの馬で、スワンSは重馬場でペースが速い中で出負けしながら前半でリカバーしても最後まで脚を使えており、前半に無茶が利くタイプと言えます。
オパールSは京都1200mの超高速馬場でスローからトップスピードの持続力を見せてきましたが、前半の緩い地点でリカバーしていたのもあります。
この馬の場合は本質的には1200mではスピード面で若干足りない印象があり、1400mとの比較なら前半要素が強気に出せるのは1400mの方が良さそうです。
力の要る馬場で後半消耗する流れの中で、消耗を最小限にとどめてくるパワー型スピードタイプと言え、それが生きる競馬ならシュウジより上なのは阪急杯で示しています。
力の要る馬場ならレッドファルクスを超えてくる可能性もあり、さらにハイペースなら頭まで十分ある1頭です。
ただ、年末の馬場がかなり軽かっただけに、力のいる場馬場というのは望みづらく、土曜日の馬場を見極める必要があります。

ヒルノデイバロー
昨年の阪急杯、スワンステークスでも2着に入り、オープン特別・重賞で好走を続けてきた実力馬。
昨年の阪急杯も強い内容で、2.1秒の超ハイペースとなり、雨の影響+この時期の阪神ということもあり時計がかかっている中でラップ推移的にも消耗していました。
やや出負けして後方に近い位置で入っていくと、道中もある程度リカバーしながら中団馬群の内目に潜り込んで3角に入っていく形となり、3〜4角では外に各馬が広がる中で3列目の内目で我慢して直線で外に出すと渋太く伸びて2列目に並びかけ、内からトーキングドラムに出し抜きを食らう格好となりました。
それでもL1で差を詰めて最後は際どいところまで食らいついてアタマ差の2着。
完璧な競馬のトーキングドラムに対してこちらはリカバーしながら3〜4角で少し待つ形にはなっており、直線の進路どりで幸運にも最内が空いたトーキングと比べるとコチラには捌くのにロスがありました。
ロスや位置取りを考えると、勝ちに等しい内容と言え、ここも好走可能の1頭と言えます。
 

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