★注目馬
菊花賞 過去5年の平均ラップ
130-120-119-122-118-120-128-127-125-124-127-120-118-117-120=3.03.5
(369-360-380-371-355)

14年:130-120-120-120-119-117-124-125-123-124-122-117-117-116-116=:3.01.0
(370-356-372-363-349)

13年:130-125-117-123-117-121-130-127-126-126-128-121-120-118-123=3.05.2
(372-361-383-375-361)

12年:130-119-122-122-116-116-126-125-123-122-125-122-119-118-124=3.02.9
(371-354-374-369-361)

11年:127-122-120-120-117-123-127-126-124-121-129-121-115-116-120=3.02.8
(369-360-377-371-351)

菊花賞と万葉Sのために、1年に2回使用されるコース。向正面の上り坂途中からスタートし、外回りを1周半。3.9mの丘を2回越え、6つのコーナーを回る。

万葉Sはスローペースになることが殆どだが、菊花賞は平均的に速いラップになることが多く、かなりのスタミナを要求される。そのため、2000m前後で実績を残してきた馬が、この条件替わりで凡走してしまうこともしばしば。JRAのGTの中で最も荒れると言っても過言ではない。2000m前後の瞬発力勝負で切れ負けした先行馬や、追い込んで届かないような馬が穴になる。

コーナーが6回あるため、道中はなるべく内々を回ってコースロスを抑えたいところ。スタートしてすぐにコーナーを迎えることからも、内枠有利の傾向にある。

菊花賞を3ハロン(600m)ずつ5分割したラップ構成が下記の式になる。
3000m=600m×5

こうするとわかると思うが、最後の3ハロンが最も速いブロックとなる。(後掲ラップ)
ただ、注意をしたいのは3ハロン、つまりラスト600mだけ速いのではなく、加速ポイントがラスト4ハロン目にある点。

ラスト4ハロンをほぼ11秒後半〜12秒フラットで推移する後掲持続戦になるのが、菊花賞のポイントで、菊花賞は急加速ラップが出現しないので、新潟コースで問われる資質とは異なる資質が問われるレースと考えられる。

菊花賞の連対馬
過去10年の勝馬10頭中9頭、連対馬20頭中16頭が神戸新聞杯からのローテ。

神戸新聞杯
連対馬20頭中16頭は日本ダービーからのローテで、春の実績重視。宝塚記念&ラジオNIKKEI賞からのローテは不振。

つまり、
日本ダービー→神戸新聞杯→菊花賞
の3レースには強い相関関係があるが、必ずしも着順がリンクしているわけではなく、レースの性質によって検討する必要がある。
ただし、基本的には王道路線を歩む能力をもっていることは明らかであり、ワンアンドオンリーの敗戦やゴールドシップの巻き返しをどう解釈するかが攻略のカギとなる。

日本ダービー過去5年平均
126-108-121-123-125-123-127-128-122-116-114-118=2.25.1
(355-371-377-348)

神戸新聞杯過去5年平均
128-112-126-126-124-127-127-123-119-114-110-122=2.25.8
(366-377-369-346)

日本ダービーは急加速ラップが出現するのがポイントで、ギアチェンジをすぐに出来るタイプが強い。

対して、菊花賞は坂の下りからじわじわ加速してエンジンをふかし、そのままスピードに乗ったままコーナリングをして加速を続けるタイプが強い。

日本ダービーと菊花賞をともに勝てる馬は3冠クラスの馬のみで、基本的には、日本ダービーからの巻き返しを狙いのがセオリー。
菊花賞は日本ダービーよりは、ラップ的にはむしろ急加速ラップが出現しない皐月賞で要求される資質と似ていると言える。

皐月賞過去5年平均
122-110-120-119-122-121-121-120-122-120=1.59.6
(352-241-242-362)

キャラクター的には、
皐月賞好走→日本ダービーで凡走→菊花賞で巻き返ししたゴールドシップを想起すると要求される資質がイメージしやすい。
ゴールドシップは、高速馬場で苦戦し、底力が要求される持久力戦で圧勝するタイプ。

ラスト4ハロンを持続出来る集中力と底力が菊花賞で求められるという事を
念頭に、ゴールドシップを想起しながら、一瞬のキレよりもナタをイメージして
能力のある馬をピックアップする。

改めて、15年神戸新聞杯を検証する。
12.6 - 11.1 - 12.8 - 12.9 - 13.0 - 13.1 - 12.7 - 12.4 - 12.0 - 11.0 - 11.4 - 11.7= 2:26.7
道中に13秒台の緩いラップが入り、ラスト3ハロンで12.0-11.0の急加速ラップが出現している。

コーナーに差し掛かる箇所での急加速なので、コーナーの巧拙が明暗を分けた。
外に振られた馬や急ブレーキをかけられた馬にチャンスは訪れず、
馬の力がそのまま反映された結果とは言えない。
 
★注目馬
ランウェイデビュー(新潟・2歳未勝利)
新馬戦は向正面で外から入られてしまい、そこで引かざるを得ない展開となりリズムが崩れてしまい、さらに直線でエンジンが掛かった時に前をカットされる場面も見られ、参考外の1戦でした。
2戦目の前走はレコード決着のハイレベルサウジアラビアRC3着馬カーボナードの2着となり、能力の高さを証明。
「確勝を期すために新潟まで待ちました。調教では少し硬く映るんですが、ウッドチップでのことで、実戦の芝ではいい走りですよ」と奥村武師。
今回は新潟戦で確勝級の1頭と言えます。
 
★注目馬
スーブレット(2歳未)
初戦は相手が悪かったと言えますが、自身もゲートが開いた時に怖がって出遅れてしまい、その後は勢いがついて一気に前に行き、3角では先団に取り付いて以降は勝ち馬とのマッチレースとなりました。
直線入り口でも余力十分に見えましたが出遅れて脚を使った分だけ僅かに伸び負けしてクビ差の2着となり、3着には3馬身をつけました。
馬っぷりやフットワークがよく、半兄は今年フェブラリーS僅差2着のベストウォーリアだけに、今回は確勝級の1頭と言えます。

シャイニーピース(新潟・古500万)
ひと息入っての昇級のマイル戦は距離が少し短いかと思われましたが好タイム決着の4着に格好をつけました。
序盤で気合を入れられながらもバラけた中位で流れに乗れていましたが、直線は連鎖反応的に外に張られており、苦しくなって内にモタれ、右手前に戻してもいましたが、脚が上がってからも粘り強いところを見せていました。
使う前も使ってからも好ムードで、今回はさらにパフォーマンスを上げられそうな1頭です。

日曜日京都
マイネルブロッケン(古500万)
ダート転向後は6戦して1,2,3,8,3,2着と安定しており、8着時は小回りで忙しい小倉でのものです。
前走の阪神では終始外々を回りながら、楽逃げした勝ち馬と小差2着で、2走前は馬込みの中でも我慢が利いていました。
この馬は溜めても切れるタイプではないため、早めの競馬を行っていますが、追われて渋太いタイプだけに今回1900m戦でさらにパフォーマンスを高めて来そうな1頭です。
 

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