月いろの手紙 SONG NOTE
過去ログ180
2014/2/5 23:16
▼彩 愛 美ドキュメンタリー
想い出まとめて 振り返る
私が歩いて来た ドキュメンタリー
誰かに出逢う度に 積み重ねて来た
泣いたり笑ったり 怒ったりして
こうしてみんなの前で 映し出されると
客観的に他人事のような 映像日記
今日からはあなたと 二人手を繋いで
綴って行く ドキュメンタリー
今まで一人で 溜め込んだ
アルバムの中だけの ショートストーリー
冴えない笑顔浮かべ 視線を反らして
今とは別人の 私が居た
それでも一つ一つが 今の私へと
幸せ運ぶ大切な一コマ 輝き放つ
最初から開く花など ありはしない
苦難の分だけ きれいに咲く
下地をしっかり 塗り固めて来たから
簡単には色褪せる事も無く 輝いている
こんなにみんなに 祝福されて…
たくさんのフラッシュに包まれ 笑顔溢れ
二人で綴る ドキュメンタリー
2014/2/5 23:16
▼彩 愛 美フリーズ
ふとした事で 気付いてしまった
昨日までとは まるで違う私
そんなつもりじゃ 無かった事が
他の誰でも無い 私に起こった
何処かで何かが 壊れ始めて
一つづつ出来ない事が 増えて行く
私の手や足なのに 何の前触れも無く
私の自由にならなくて 動かせなくなる
想いだけが空廻りして 宙を舞う
もう私の物では 無いと言うように
間に合うはずの バスへの駆け込み
足が絡まり やり過ごしてしまう
そんなつもりじゃ 無かったなんて
何が起きたのかも 解らずじまいに
いきなり自由を 奪われて行く
一つづつ重たい鎖に 繋がれて
私の目や口なのに 想いが届かなくて
体も心もバラバラに 分解されて行く
何のために私が ここに居るのかさえ
もう何処にも答えを 探せなくなった
頬張った幸せは 一瞬の蜜の味がした
もう二度と同じ幸せは 味わえないと知る
私の血も私の息も 命を繋げない
何一つ想い通り 操れなくなる
何時だか解らないその日を 何も出来ず
受け止めて待つだけの 時間を重ねて
2014/1/29 23:00
▼彩 愛 美通販ライフ
通販カタログを眺めては
またニヤニヤとしているのね
今直ぐ必要じゃない どうでもいい物
こんなに買い集めて どうするのよ?
部屋に居ながらにして
欲しい物を探せて 便利だけど
直接手に取って 確かめられないわ
上手く使えば 時間だって節約出来る
今のライフに合わせて 探そう
全てが上手く行く訳じゃない
写真のイメージにつられ
届いた物がまるで 違う感じだったり
失敗だって 少なくはないのよ
クーリングオフだって
利用出来るのに 折角だからと
使いもしないのに コレクションにして
狭い部屋がますます 狭くなってしまう
デッドストックの山に 埋もれる
最初のページから 最後のページまで
どれを取っても ワクワクする物ばかり
心引かれてしまう程に 並んでいる
大切なのは 欲しい物を見極める事
素敵な通販ライフ 探そう
2014/1/23 0:37
▼彩 愛 美天馬の空
暁に染まる 夢の帰る場所
明けて行く空を 駆け巡る
まだ誰にも気付かれないような
星の灯りが 僅かに残る頃
ようやく東の空が 薄ぼんやりと
明るくなって来る頃に
街中に溢れ出した 夢を集めて
天高くに 舞い戻って行けば
今日一日を 照らし出す
希望の朝陽が 顔を見せに来る
交わる想いが 空を創る
まだ誰も見知らぬ明け空
一筋に延びる 掠れた雲を
臨界の空に 描きながら飛ぶ
オレンジ色の 太陽光に隠れ
次第に探せなくなる
子供の頃には 行けた幻の空に
今背中の羽を 拡げれば
きっと届くような気がした
それを何時から 忘れていたのだろう
ずっと逢えないと 諦めていた空で
またもう一度見付ける事が出来るのかな…
失くした夢の数だけ 大人になって
空の色も解らなくなった
一度きりの空を見上げて
置いて来た夢を 懐かしむのだろう
2014/1/16 0:02
▼彩 愛 美無責任な応援歌
もう何度この恋を このまま
諦めようと したのだろうか
その度に無責任な応援歌が流れて
まだ同じ恋から 離れられない
乗せられてしまう 私も悪いけれど
あまりに気持ちを 後押しするから
想いを断ち切れずに またズルズルと
終わりかけた恋を 引きずっている
希薄な希望だけを 頼りにして
ヒットチャート 話題の曲
繰り返し何度も 耳にする
その度に無頓着に 湧き上がる空勇気
まだ同じ恋から 逃れられない
触れば触る程 傷口は開いて
完治するには 時間が掛かるもの
デスクの写真立て 倒してもまた
直ぐに起こして 眺め続けている
決断力が無いと 想われる程
一人きりの夜には 心に染み渡る
無防備な心が あなたを探している
最終宣言を まだ聴いていない
少しでも想いを 叶えたくなる
根拠の無い勇気 煽らないで
2013/12/26 0:45