まとめ

過去ログ107 2014/10/10 11:13

★日曜日 G1C
京都10レース
アルバタックス
前走は開幕週で速い時計が出るパンパンの良馬場。逃げ馬不在の落ち着いた頭数でしたが、逃げたディープサウンドがスローに落とさず道中も適度に馬群がバラけて各馬が力を発揮しやすい展開となりました。
最後はラスト2Fで馬群が詰まってから確り脚を使えたのは、勝ち馬と同馬の2頭だけで、2頭の上がりが図抜けてレースも後続を突き離す形になり、他の有力差し馬は全く反応できていませんでした。
2走前は不良馬場でハミを噛みっぱなしだったため、参考外の1戦です。
元々は1000万下戦でも勝負になってきた馬で、昨年のアプローズ賞では少し時計が掛かる馬場でハイペースを好位追走からしぶとく伸びていており、トップスピード戦では昨年の近江特別で京都1800m戦、11.8 - 11.6 - 11.0 - 11.7と言うラップで2列目ポケットから上手く最内からスルスルと最速地点で伸びてきて2着となりました。


タマモトッププレイ
スピードが高く、流れてくれた方がいいタイプ。
この馬は阪神1400m巧者で平均ペースで良さが出るスピードタイプですが、エンジンが掛かってくればトップスピード勝負にも対応できます。鷹ヶ峰特別では京都外1400mで平均ペースから11.3 - 11.5 - 11.2 - 11.6と11秒台前半が問われても、後方最内からしっかりと伸びてきて直線序盤は良い脚を見せました。
ペースが流れている状況ならトップスピード勝負にも対応できるため、あとはポジションをどこに置くかだけが焦点となります。


ヴァリアシオン
マイル適性は微妙なところで、前走のマイル戦4着は大健闘と言えます。
6走前の蓬莱峡特別では厳しいペースを好位追走し、11.6 - 10.9 - 12.0 - 12.4と消耗戦でしぶとく最後まで食らいついたのが印象的でした。ビービートレイターを含めてかなりハイレベルな一戦で、その中で外目から正攻法で戦って最後まで見せ場があったのは評価できます。
(このレースで3着のサトノキングリーはその後1000万クラスで勝利しており、勝ち馬ビービートレイターは次走の準オープンを連勝)