まとめ

過去ログ116 2014/10/17 9:49

★土曜日 共通
東京11レース

アイスフォーリス
前走のクイーンSでは46.4-47.9の時計的にはハイペースでしたが、単騎逃げ馬のタイムだけに、実質は平均ペースぐらいの流れでした。
3〜4コーナーでは最内をロスなく立ち回って少し窮屈にはなっていましたが、4コーナー出口からは上手く出てそこからは上位3頭に離されての4着。
マーメイドSで敗れたディアデラマドレには先着しましたが、これは適性の差で、この馬の場合はトップスピード勝負でも4着には入れる馬で、こういった消耗戦でも上手く立ち回ってくれば4着にも粘れます。
ただ、いずれも強力な武器とまでは言えません。

府中に替わる今回はこの馬にとってプラス材料。
3走前の秩父特別だけでなく、フローラS、オークスでも善戦した舞台で、今回の条件である程度ペースが上がっても対応できるスピードを前走で見せたのは大きな材料と言えます。
トップスピード勝負になるとディアデラマドレが一枚上ですが、上手く立ち回ってくれば逆転は可能です。

府中牝馬Sは場合によっては仕掛けが遅れるケースもあるため、秩父特別のように待たされながらも置かれずに反応できるギアチェンジ能力は大きなは武器となります。
ただ、決め手には欠けるタイプで今回は強敵揃いなだけに、外目の枠に入ってしまうと苦しい戦いとなりそうです。

★日曜日 見解
京都1レース
ウインエアフォース
前走はやや軽い馬場で2頭が後続を離して逃げてHペース戦。
3角で後続が追いついて上がりの掛かる消耗戦となり、好位追走した2頭が内から叩きって抜け出し、3着以下には2馬身半以上の差をつけた。
同馬はスタートで躓き、道中は離れた3番手を追走。
外から被せられて3角から早目に動き、4角で先頭に立つと一度は抜けだしていたが1頭になるとソラをつかいフワフワしていた。最後はクビの上げ下げでハナ差の2着にやぶれたがダート適性は十分で今回も勝ち負け可能。
ただ、1頭になると甘くなるため2,3着に取りこぼす可能性もある。

デブリン
デビューしてから3戦連続2着。
今回は一気の距離延長となるが、前走の1200m戦では3角あたりからの行きっぷりが悪くズブさを見せていたため、距離延長はプラスとなる可能性が高い。
理想は490キロ前後だけに、まだまだ体が重く、絞れてくれば距離延長で勝ち切れる1頭。

ビクトリーミノル
前走でウインエアフォースと対戦して5着に敗れた1頭。
ウインからはコンマ4秒の差をつけられたが、京都へコース替わりとなる今回は先行有利なため、後方からの競馬となるこの馬にとっては厳しいレースとなる。

メイショウゲントク
前走は前後半で3.6秒差のHペース消耗戦。この流れでも逃げ馬が渋太く踏ん張って後続の追撃を凌いだが時計は平凡。
この流れで差し込んでの3着。
2走前も前後半で4.1秒差もあるHペース消耗戦で4着。
京都に替わる今回は脚質的にプラスとは言えないが、ここ2戦は行き脚がつかないため距離延長はプラスと言える。