まとめ

過去ログ119 2014/10/21 11:17

★日曜日 1鞍
京都11レース
菊花賞情報

ワンアンドオンリー

神戸新聞杯は一度は2着馬に出らるも最後はアタマ差差し返す競馬で勝つには勝ったが、負けていてもおかしくないレースでした。
前走は阪神芝外2400m戦で、60.8-59.0と1000mで見ればスローの流れ。
この流れをラップで見ると12.2 - 11.9 - 11.8 - 11.3 - 11.6 - 12.4と淀みない流れでL3最速のロングスパート戦となりました。
ダービーとは異なり、前走はゲートが遅く外からの切込みもあり下げざるを得ない形で後方からの競馬となりましたが、これはこの馬のこれまで通りの競馬です。

道中も動かずに後方のままで3コーナーに入ると、淀まない流れの中で早目に動く形で3コーナーから一気に進出して外から押し上げて行き、そのまま4コーナーでは2列目。
少し待ってからサトノアラジンを目標にして直線序盤で一気にねじ伏せると今度は外からサウンズオブアースの強襲を受けて更にトーホウも来ましたが何とかアタマ差で制したという内容でした。
トーホウジャッカルは直線でサウンズオブアースがフラついていたため何度か進路確保にスムーズさを欠いた面が多く、あれがなければトーホウが勝っていた可能性が高かったように思えます。

ただ、最速地点で大外から捲ってそのままねじ伏せる芸当はなかなかできるものではないため、恵まれたとは言え、かなり強い競馬をしていた事に変わりありません。
この馬のポテンシャルの高さは世代随一で、そのうえでトップスピードの質を兼ね揃えているのは大きな武器と言えます。

★日曜日 ウイナーズネット
京都11レース

菊花賞

ワンアンドオンリー

前走の神戸新聞杯は追い切りの時点で格下の馬に煽られるような内容でしたが、レースでは1ハロン過ぎにサウンズオブアーズに出られるも最後は渋太く差し返しての勝利となりました。

この中間は1週前の時点でビッシリと攻められており、以前のように追い切り後に飼葉食いが落ちる事が無くなり馬体が減る心配が無くなったようです。

同馬は使って良くなるタイプで、折り合いにも不安はありません。
ペースが遅ければ自分から動け、速ければジッと折り合えるため、信頼できる軸馬となります。


「馬には先頭に立ちたくないタイプ(抜け出すとソラを使うタイプ)や、先頭に立ちたいタイプがいますけど、この馬は負けん気が強いタイプですね。坂路でも隣に接近している馬に睨みを利かせたりしていますから。前走の神戸新聞杯も並みの馬なら負けているレースですけど、この馬は抜かされて闘争本能に火がついて差し返しましたからね。カメラマンの中にはゴール前の写真を撮れなかった人もいたみたいですよ」との事。