まとめ

過去ログ120 2014/10/21 13:47

★日曜日 共通
京都11レース

ワンアンドオンリー
1コーナーまでの距離が短く、3コーナーの下りがあるという点で、出して行って掛かるというようなことだけは避けたいコース。
外枠ではポジションを取って行くのに掛かってしまう可能性もあり、避けたい枠です。
この馬はポテンシャルタイプながらトップスピードの質も高く持ち合わせているタイプで、ゴールドシップと違ってある程度速いラップを外から捲る形になっても対応はできるように思えます。

ポテンシャル、トップスピードの質、トップスピードの持続力は世代最強と言え、後半勝負を主導する形になれば大きく崩れることはありません。
ただ、淀は下り坂のコーナーで最速の競馬にはなりやすいため、対応できたとしても外から押し上げる形になった時にコーナー最速で内で脚を溜めた馬が直線で伸びてくるというケースは考えられます。
その点では阪神と違って先行馬が主導権を握りやすいコースで、外からの捲りに合わせてペースをコーナーで引き上げられると難しい競馬になるのはオルフェーヴルやゴールドシップの天皇賞などからも証明されています。

菊花賞では両馬とも勝ているため、同世代のレースそこまでの心配は不要です。
メンバーを見てもこの馬が一番強い馬だとは思いますが、強い馬が強い競馬をして勝ち切るのは非常に難しい舞台だけに過信は禁物です。


トゥザワールド
早めの仕掛けで後続に脚を使わせる競馬が合っており、ダービーは不可解な位置取りで参考外の1戦です。
早仕掛けの競馬が出来るようならなら京都の長丁場は面白い舞台です。

ワンアンドオンリーに対してトップスピード面では足りないため、コーナーで速めに仕掛けることで外から押し上げざるを得ないワンアンドオンリーに脚を使わせる競馬をさせ、自身のトップスピードの足りない部分をコーナーワークで補うことができます。
これができればポテンシャルに関しては弥生賞でも皐月賞でもかなり高いものを見せていたため、ポジション差をとってワンアンドオンリーに対して有利に進められれば逆転は可能です。
直線で差のない状態ではトップスピードで見劣るのはダービーで証明されており、いかに後続に対しリードを作った状態で進められるかがポイントとなります。
皐月賞を見てもワンアンドオンリーには自力で勝てる力はあります。
ダービーではスローでワンアンドよりも後ろではどうにもなりませんでしたが、それ以外は2度も先着できています。
キレる脚は使えませんが、積極的に前目で運べれば多少の早仕掛けでもねじ伏せるだけのポテンシャルは持っている1頭です。