まとめ

過去ログ122 2014/10/23 10:52

★土曜日 研究
東京11レース

富士ステークス
ダノンシャーク

安田記念は3,4着で2年連続で好走しており、このレースは昨年の勝ち馬。
昨年の安田記念は45.3-46.2のハイペースで11.4 - 11.7 - 11.5 - 11.3 - 11.7と11秒台半ばを連続させるラップで後方追走、直線外から伸びてロードカナロアを捕えようかというところで岩田騎手のラフプレーとも言える寄せでぶつけられてしまい、バランスを崩してそこから伸びあぐねての3着。
あれがなければ勝っていたのは間違い無くこの馬でした。
この馬はキレるわけではありませんが、タフな競馬で長く脚を維持できるトップスピードの持続力に秀でているタイプと言えます。

昨年のマイルCSはトップスピードの質の高さを持ったトーセンラーや内を通したダイワマッジョーレにキレ負けしており、これはポジション負けだと言えます。
今年の安田記念ではタフな不良馬場での消耗戦で先行と厳しい競馬に乗りながらも大きく崩れておらず、強いけれどもGIでは勝ち切れない弱さも同時に持っています。

1400m戦で高い追走スピードを要求され消耗戦となった阪急杯で崩れているように、マイラーでもどちらかというと1800m寄りの印象があります。
高い総合力は大きな武器で、この馬のトップスピードの持続力を発揮できればGIにも手が届いてもおかしくありません。(現に、安田記念では岩田騎手のラフプレーが無ければGTホースとなっていました)

今回はメンバー的にかなり恵まれており、レベル的に微妙な3〜4歳世代が中心となっているだけに勝たなければならい1戦となります。

★日曜日 共通
京都11レース

菊花賞

サウンズオブアース
3走前の京都新聞杯の内容は強い競馬をしていましたが、勝負どころでは外へ張ってしまそこで無駄に力をロスしてしまいました。
ただ、L1の伸び脚やラップ推移を考えてもコーナーではそんなに速いラップを刻んでいない中で、L1で明らかに差されているのでポテンシャル面に関してははっきりとハギノハイブリッドの方が上と言えます。
ただ、鞍上を考えると外からしっかりと勝負に行ける蛯名騎手とサウンズオブアースに対し、脚を出し切りたいハギノハイブリッドとロスなく進めたい福永騎手とは手が合わない可能性があります。
京都なのでハギノハイブリッドを上位に取りたいところですが、前に行って積極的な競馬ができる蛯名騎手がポジションをある程度取る競馬を選べば京都新聞杯の差は3000m戦でポジション差で補える可能性は高まります。
ただ、中団からの競馬でリードが無い状態でのポテンシャル勝負になれば神戸新聞杯の上位陣も強く、ハギノハイブリッドも上回ってくる可能性が高くなります。
ダービーはギアチェンジを要求される展開で前が向けなかったことが敗因ですが、脚を出し切ったとしても京都新聞杯はハギノハイブリッドに完敗しており、馬自体の評価は現時点ではヒモ候補となります。