まとめ

過去ログ126 2014/10/23 23:42

★土曜日 ウイナーズネット
京都2レース
ケンブリッジゴール
新馬戦は前後半で2.7秒差のやや速い流れで先行した2頭が後続を4馬身突き放すマッチーレースとなり、同馬は2着となりました。
最後は併せ馬で差し返し気味に頑張っており、良い根性を見せました。
交わされてからもよく食い下がっており、今回もチャンス十分の1頭です。

ツオイガナ
新馬戦は脚抜き良い馬場でスローの前残り戦。
少々上がり性能・脚の速さが問われましたが、5着以下は伸びているとは言い難い内容。
14秒台の3着以下も時計的に評価できず、上位2頭が強いというより、3着以下が弱いといった内容でした。そのレースで2着だけに、大きな評価はできませんが、使って良くなりそうなタイプだけに、上積みがどこまであるかが焦点となります。

★土曜日 無し
京都9レース

アドマイヤスピカ
セントライト記念3着を含めてある程度のペースまでは対応でき、その上で前走鶴橋特別でも超スローから12.0 - 11.5 - 10.9 - 11.4とトップスピード勝負で番手からきっちり抜け出し完勝する器用さも持っている1頭。
ただ、トップスピードの質自体はこのクラスでは強気になれない事もありますが、トップスピードの持続力は3歳時からアザレア賞でも見せてきているため問題ありません。

2走は辛い競馬になってしまい、2列目から3コーナーで動いて12.4 - 11.7 - 11.3 - 11.5 - 12.2とL3最速戦で先頭列の外に持ちかけてかなり外々になってしまいました。
その分甘くなった感じで、馬場も少し時計が掛っていた事もこの馬にとってはマイナス材料でした。
軽い馬場向きなタイプで、その点も敗因の1つと言えます。
3走前のようにスローから12.5 - 12.0 - 11.5 - 10.9 - 11.4とL2最速戦トップスピード勝負でしっかり番手から抜け出す競馬になっていることは評価でき、ここは勝ち負けの1頭となります。

★土曜日 121
東京9レース

ロジチャリス
新馬戦が評価できる1頭。
新馬戦はスローから13.1 - 11.9 - 11.1 - 11.3と加速していく流れでアヴニールマルシェには流石に最速地点でもキレで少し見劣りましたが2列目から加速の流れでの動き出しという点ではやはりいいものを見せており、手応え以上にL1踏ん張ってトップスピードの持続力も高いものを見せました。

後に新潟2歳Sで強烈な末脚を見せて2着に食い込んだアヴニールマルシェとの叩き合いでクビ差の惜敗。
2戦目の未勝利戦は福島1800m。
芝絶好の開幕日最初のレースでしたが、前日の雨の影響で重たい馬場となっており、実質逃げ馬不在のメンバーで、コーナー進入するとすぐ隊列が決まり2コーナーで一気にペースが緩むみました。
3コーナーで同馬が捲って進出も、もう一度ペースアップできる馬がおらず4コーナーで全馬バタバタの状態。
直線は同馬以外みな流れ込みの脚色となり、1頭だけ別次元の競馬で勝ち上がりました。

騎手の意識としては12.7-11.6と急な加速が問われた中で反応が微妙だったため、追い出したら馬が反応しすぎてしまったのと、徐々に減速していくところがフィットして一気に押し上げてしまった感じで、恐らくもう少しゆったり進めたかったのかなという気がします。
ただ、結果的にL4最速戦で外から早めの仕掛けをしながらも最後までばてずに突き抜けたという点でポテンシャル面で高い素質を見せてくれたというのは好材料。
全体のペースも少し上がったこともありポジショニングは新馬戦より悪くなりましたが、それでもこの流れで外から勝ちに行ってねじ伏せての完勝というのは評価できます。

現時点ではトップスピードの質、また反応の良さを新馬戦で見せており、未勝利勝ちではポテンシャルの高さを見せました。
2走前のペースでもしっかりと脚を使えた確かで、一定のペースに目途を立てられたのは大きい材料です。


フォワードカフェ
前走の札幌2歳Sはまずまずのスタートでしたが三浦騎手が行くと思ってスッと下げたらミッキーが行ったことで3列目になってしまいました。
さらに前の三浦騎手のサウスキャロライナがスペースを置いて進めたため3列目でもかなり後ろで中団ぐらいの位置で進める形となりました。
3コーナーで前のスペースを進めましたが、前のサウスキャロライナの手応えが悪いのため進路に苦しむ場面もありました。
4コーナーで2つほど外に出して直線を向くも序盤の反応は微妙で、L1でミュゼエイリアンと連れて伸びましたが、ポテンシャルでは見劣っての5着。
このペースで中団からポテンシャル勝負では分が悪かったように思えます。
この馬は比較的トップスピード勝負で結果を出してきたため、このペースで一定の対応はできたとは思いますが、そこから長く脚を使うような競馬は合わかった印象です。