まとめ

過去ログ127 2014/10/24 11:00

★日曜日 1鞍
京都11レース

菊花賞
ダービー馬ワンアンドオンリーは7枠15番。
この枠ではダービーのようにポジションをとって前目という選択は掛かる可能性が生じるため非常に難しくなりました。
ダービーのように内枠でという形ならともかく、今回は外枠で前の意識も強くなるレースになるため、今回は無理せず中団〜後方からの競馬になる想定です。
差し馬の仕掛けのスイッチ役となり、3〜4コーナーで外から押し上げていく役回りになるため絶対的な存在とは言えなくなりました。
自分の競馬に徹するには良い枠ですが、京都コースは阪神とは違って内で立ち回る馬が粘れるコース。
力を出し切りやすいともいえるが、オルフェやゴールドシップなどの神戸新聞杯で非常高いにパフォーマンスを見せてきた馬と比較すると、ポテンシャルだけでねじ伏せられるかどうかは微妙です。


上位人気人で好枠を引いたのは2頭。
1頭目は神戸新聞杯2着馬のサウンズオブアースで2枠4番。
この馬はこの距離ならある程度ポジションを取る事が可能で、無理をしなくても先行集団から少し離れた好位〜中団のポジションは狙えます。
京都コースは阪神外回りよりも仕掛けどころも速くなるため、トップスピードも問われにくくなる点はプラスと言えます。
更にコーナーで最速のラップを刻む競馬になりやすい舞台という事もあり、要所でできるだけ内を回って前を向きながらという競馬ができそうな点もプラスとなります。
ワンアンドオンリーは勝ちに来るならサウンズオブアースやトーホウジャッカルの外から押し上げる必要があることを考えると、神戸新聞杯よりも展開的にはチャンスはあります。
ただ、この馬は神戸新聞杯、京都新聞杯と甘さは見せていて一線級相手になると終いで少し足りません。
この馬が勝つ展開は好位の内でジッとしてられるような展開で、ワンアンドオンリーが捲った時のペースが上がったところでの立ち回りがポイントとなります。


もう1頭好枠を引いたのは神戸新聞杯3着馬のトーホウジャッカルで、この枠なら3コーナーまでの距離が短いコースで、1周目3コーナーの下りで前に壁を置ける分、序盤である程度積極的に行けるという点でも良い材料と言えます。
好位〜中団での内が理想で、この枠で内でジッとしておけば3〜4コーナーで外から動かざるを得ないワンアンドオンリーなどの有力差し馬勢の動きに合わせて内から立ち回れるのは京都外回りでは大きなアドバンテージだと言えます。
後ろの動き出しが遅ければ内外に拘らず自分で動いて行けるだけのポテンシャルは前走で見せており、この枠で無理のない範囲でワンアンドオンリーよりも前、内で競馬できる今回はかなりいい条件です。


一方、最枠と言える枠に入ったのは8枠16番のサトノアラジン。
この馬としては使える脚が短くポジショニングが重要になりますが、出して行くと掛かっていまいます。
この手の馬に1周目3コーナーの下り坂はかなりの難関で、しかも菊花賞は例年前半1000は早くなる傾向にあり、この傾向から考えても序盤でこの枠からポジションを取りに行くのは至難の業です。
使える脚が短いため、有力馬と同じような位置からのポテンシャル勝負では苦しくなる事を考えると内枠を引きたかった1頭です。

穴で面白いのはゴールドアクターの5枠10番。サングラスやシャンパーニュよりも外の枠とうのはこれに合わせて競馬ができるという点で良い材料と言えます。
早い段階でペースをスローに落ち着けた方がレースはしやすいタイプで、早い段階でサングラスの番手につけてコントロールできればそういう展開にも持ち込む事が可能です。スローのロングスパート戦がベストだけに、早めに仕掛けて内を立ち回ることが理想です。