まとめ

過去ログ129 2014/10/28 23:00

★土曜日 見解
京都11レース

第57回 スワンステークス(GII)

過去10年のデータより・・・
番人気 (1-1-1-7)
2番人気 (0-0-0-10)
3番人気 (3-2-2-3)
4番人気 (1-1-0-8)
5番人気 (1-1-1-7)
6番人気 (0-1-0-9)
7〜9人 (1-2-2-25)
10人以下(3-2-4-68)

7番人気以下の好走が多く、大荒れのレース。
人気馬の信頼度は低く、10番人気以下がよく馬券になっている。


前走重賞ローテは(6-8-8-79)で、その中で10着以下は(1-2-4-36)で巻き返して馬券になったのは以下の7頭。

2013年3着サダムパテック  (前走安田記念13着)
2010年2着ショウナンアルバ (前走セントウルS11着)
2010年3着ジョーカプチーノ (前走日本ダービー18着)
2009年1着キンシャサノキセキ(前走スプリンターズS12着)
2008年3着ジョリーダンス  (前走スプリンターズS13着)
2007年2着フサイチリシャール(前走セントウルS12着)
2004年3着メイショウボーラー(前走安田記念11着)

前走G1か、セントウルS組の巻き返しが目立つ。

今年の該当馬
ガルボ(スプリンターズS16着)
ミッキーアイル(安田記念16着)
前走12番人気のガルボは割引が必要。


前走OP特別だった馬は(4-1-0-40)で、2番人気以内に維持されているか、優勝馬が本番で好走している。

今年の該当馬
オリービン(ポートS1着)
サクラアドニス(朱雀S1着)
サンライズメジャー(朱雀S1番人気)

★日曜日ウイナーズ
究極の伏兵馬2頭

スピルバーグ
好成績を上げている毎日王冠組の再先着馬。
この馬は若い頃から能力の高さを見せていた1頭ですが、体質面の弱さから思うように調教が行えなかった経緯があります。
1年2か月の長期休養を経て体質が強化され、強い稽古にも耐えられるゆになり長期休養明けを1度使われてからは3連勝。
前走で勝ってしまうと確実に人気を背負う1頭となるだけに、妙味は見込めなくなる1頭でしたが、前走の毎日王冠では4コーナーから馬群に突っ込む形でとなりましたがしばらく前が壁になってしまい追い出しを待たされるロスがありました。
ラスト150m付近で一気に外に出すと猛然と追い込みましたが最後はディサイファと接触する不利もあり勝ち馬からはクビ・クビ差の3着となりました。
4着となったディサイファとは1年2か月の長期休養明けの1戦で対戦し、ディサイファが勝利しておりコンマ7秒差を付けられていましたが、前走では完全に力関係は逆転しています。

この馬は3戦目の共同通信杯では直線で外に押されてしまい馬群から引き離される大きな不利を受けており、最後の最後にメンバー最速の脚で追い込んで2着となった後のダービー馬ディープブリランテからハナ差の3着となりました。
その次走は1倍台の断然人気におされましたが重馬場の中山コースでノメッて切れ味が削がれてしまい4着。
その次走の毎日杯でも重馬場で力を発揮できずに3着。
この馬はストライドが大きく器用さが無いため、道悪馬場は大きな割引材料となります。その中でも毎日杯は崩れておらず、良馬場ならと思わ
せる内容でした。
その次走のプリンシパルSでは良馬場で広い府中コース。
出遅れてしまい、しかもスローペースとなってしまい展開不向きな流れとなりましたが4コーナーで外に出すと一気に伸びて更に坂上からはもう一段加速する2段ギアを見せての差し切り勝ちとなりました。
このレースでもメンバー最速の脚を使っての勝利となりました。
そして迎えたダービーでは絶好枠と言える最内枠を引き当てましたが、スタートで煽ってしまい1馬身半の出遅れとなりました。
レース前の作戦会議では共同通信杯のように『先行策』での競馬をする予定でしたが離れた最後方からの競馬となり事前のプラントは真逆の競馬となってしまい14着。ここで脚部不安となり1年2か月の休養となりました。

ダービーまでのレースについて、敗戦はレース中の不利や、重馬場が原因で、良馬場で不利が無ければかなり強い競馬をしています。

東京巧者で、(5,1,2,1)の成績ですが、不利が無ければ勝っていたレースもあり、補正すれば(7,1,0,1)と見る事ができます。

4走前の神奈川新聞杯では2番手からの競馬が出来ましたが、それ以外はスタートで行き脚がついていません。
それでも前に取りつく行き脚は桁違いに速く、そこから更にもうひと伸びできる脚質は府中で走るために産まれててきた1頭と言えます。