まとめ

過去ログ130 2014/10/29 13:01

★日曜日 ブラスト
東京11レース

天皇賞・秋
イスラボニータ

過去10年間で3歳馬の優勝はありませんが、アドマイヤムーンは不利が無ければ優勝していた可能性がたかく、フェノーメノも最後に外を回さなければ勝っていただけに、3歳馬が不利という事はありません。
着外の馬が多いのは2桁人気の実力不足の馬が多く出ているためで、クラシック宣戦で連対していた馬は上位争いをしています。

焦点は古馬との力関係ですが、今年の牡馬のこの世代のレベルは高く、
その中で一枚上のパフォーマンスを見せているイスラボニータは今年のメンバー構成なら勝負になります。
皐月賞は時計的に見ても価値が高く、同日の1000万下比較で見るとかなり優秀です。
しかも1000万下の勝ち馬は準OP勝ちも時間の問題かなと思わせるだけのパフォーマンスを見せていたマイネルミラノが千切った形。
当日の全体的な時計比較で見ても2分を切るのは楽ではないなというような馬場状態でラップ的に余裕を持った上でロスを作りながら1:59.6はかなり優秀です。
また、共同通信杯やダービーのような11秒前後のラップを要求されても全く問題なく脚を使えていたようにトップスピードの質も間違いなく通用します。
ワンアンドオンリーとイスラボニータはトップスピードの質ではかなりいいものを持っており、今年の3歳世代のクラシック路線はハイレベルです。
またセントライト記念で完封したステファノスが富士Sを制していることからも、古馬で通用するだけの目途は立てています。
ペースが速くても遅くても対応可能で、東京2000mなら余程ポジショニングで失敗でもしない限り大きく崩れることは考えられません。

★日曜日 研究
東京11レース

天皇賞(秋)
強力爆弾穴馬
スピルバーグ

まず、秋の天皇賞は決め手勝負になることが多く、最速の上がりを繰り出した馬の成績は(4-1-4-3)と安定した成績を残しており、上り性能が問われ、速い上がりを持っている馬が有利な傾向があり、逆に逃げ馬には厳しいコースで、過去10年で逃げて馬券になったのは08年のダイワスカーレットのみです。

スピルバーグの近4走は・・・
毎日王冠:メンバー2位の上りでコンマ1秒差の3着。(上り最速馬は7着)
メイステークス:メンバー最速上がりで優勝
ノベンバーステークス:メンバー最速上がりで優勝
神奈川新聞杯:メンバー2位の上りで優勝(上り最速馬は6着)

1年2か月の長期休養前のレースでは・・・
プリンシパルステークス:メンバー最速上がりで優勝
共同通信杯:メンバー最速の上りでコンマ3秒差の3着(勝ち馬ゴールドシップ)
2戦目の500万下:メンバー最速上がりでコンマ3秒差2着(勝ち馬フェノーメノ)

休養前は体質が弱く、ビッシリと稽古が出来ていない中で、ゴールドシップやフェノーメノ相手にメンバー最速の脚を使って差のない競馬をしていました。

共同通信杯では直線で不利を受けながらの結果だけに、スムーズならもっと際どい1戦でした。、
大トビで体質面が弱い点から重馬場は不向きでしたが、それでも毎日杯では重馬場でメンバー2位の上りで3着。

この馬は持っている性能自体はGIでも十分通用します。
デビューしてから脚部不安の出たダービーまでの良馬場のレースで先着を許したのは3頭のみで、その3頭は全て後のGTホースです。
フェノーメノ(天皇賞春連覇)
ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念連覇)
ディープブリランテ(ダービー)

この馬の課題はポジショニングで、天皇賞秋のコース形態上すぐに縦長になりやすいため、隊列が決まってからポジションを押し上げていくのは難しくなります。
スローで凝縮してくるなら問題ありませんが、淡々とした流れになって前との差が拡げられてしまうと、トップスピードだけでは差を詰めることが難しくなります。
毎日王冠組では最先着の馬ですが、不利が無ければ勝っていた馬です。
相手関係で比較しても十分通用するだけのトップスピードの持続力は持っています。
スローからの早仕掛けという競馬になれば勝ち切れる力はあります。
ポジション差のない状態で仕掛けが早ければ内からでも捌けるタイプで、内枠から上手く目標を作って進められるのがベストで、フェノーメノの直後を狙えれば崩れる事はありません。