まとめ

過去ログ133 2014/10/30 17:09

★日曜日 
京都3レース
ティーエスクライ
ネオスターダム
ピースオブジャパン

★土曜日 
東京1レース
ノースランドボーイ
フクノグリュック
ゴールドクェスト
コスモボアソルテ
ドラゴンパイロ
ノボバカラ

東京3レース
ヒアカムズザサン
マヤチョウタンゴ
ナンヨーピューピル
エースオブエース

東京6レース
タマモマズルカ
エストゥペンド
プレジールシチー
ブラックシェンロン

東京7レース
サトノバセロン
ジャーラベンナ
レッドエンブレム
キネオフォルツァ
タイセイボルト


京都6レース
メイショウヒコボシ
アダムズアップル
ワールドダンス

★土曜日 共通
京都11レース

スワンS

フェイロ
前走の安田記念ではGT初出走で6番人気となりましたが、結果は8着。
3走前の六甲Sほどではありませんでしたが、47.1-49.7と2秒以上の超ハイペース戦となり、消耗戦の流れになったことが大きな敗因です。
中団で運んでいたこの馬でも前後3Fラップのバランスで見れば前掛かりだったことを考えると、六甲Sと比較してもわかるように良さを出せなかった理由は序盤に尽きます。
これまでの傾向的に見てもできれば序盤はあまり脚を使わされない展開の方がいいのは確かで、その点で京都外1400mというコースは良さそうな印象があります。
ただ、過去の傾向的に見てもこのレースは道中のスピードがある程度問われるレースであり、ポジションをある程度とってそこからのトップスピード勝負に対応できるタイプでないと難しいレースです。
2走前のマイラーズCの場合は距離もあったのでポジションが取れましたが、1400m戦でスプリント路線が合流してくる今回は先行争いは楽ではありません。

前がある程度のリードを保ち、流れても34秒台半ばぐらいでまとめてくるレースでもあるため、前で競馬ができスピード自体もある程度秘めているミッキーアイルと比較するとポジショニングがネックで届かないというリスクはあります。


ミッキーアイル
前走の安田記念は極悪馬場で1000m通過が59.1秒のの完全なオーバーペースで自滅。
今回のポイントは京都外回りの1400m戦がどうかという点です。
NHKマイルCのテンの1Fは12.0で、これは相当速い時計です。
まともにゲートを出てくれればハナを切るのは難しくありません。
この馬は本来は総合力タイプで番手でも問題ありません。
逃げしか実績はありませんが、ペースアップに対応して速いラップに引き上げて出し抜けている事を考えると、目標に合わせての競馬でも前を向ければ問題ありません。
スワンSはある程度のペースからのトップスピード勝負になりやすい特徴があり、これまでのパフォーマンスからも単調な一貫ペースよりは緩急があって要所の良さを引き出す方が強い競馬ができているため、そういう競馬になりやすいスワンSならチャンスは十分あります。
ただ、このレースはスプリンターが主導しやすいレースでもあり、ペースを引き上げていく馬が多くなって20秒を切るような走破時計、前後半で34秒台前半というような流れになった時に単純なスピード面で戦えるかどうかという点では未知な面があります。
超高速状態なめ、ペースが上がり切る可能性は低く、後半ペースアップして一脚を要求される競馬なら安定して力を発揮できそうです。
NHKマイルは平凡でしたが、それまでの時計的な価値やラップ的な優秀さは古馬相手でも互角以上にやれるものを見せていただけに、注意が必要な1頭です。