まとめ

過去ログ134 2014/10/30 23:11

★土曜日 研究平場の勝負レース
東京3レース
ヒアカムズザサン
久々の競馬となった前走はレース前からテンションも高く、プラス10キロで体に余裕が見られました。
全面荒れ馬場の末期状況でスロー上がり3F勝負となり、それでもレース上がりは34.8秒と少し掛かりました。
この馬場で伸び脚を殺がれている馬が大半で、内も外も荒れているため、ロスなく回れた馬が上位に入れる結果となり、終始内を回して逃げた同馬はクビ差の2着となりました。
距離延長でパフォーマンスを上げてきており、叩き2戦目で距離を更に1ハロン延ばす今回は勝ち負け濃厚の1頭となります。

マヤチョウタンゴ
2走前の新潟では全面的に荒れて路盤が硬くなってる馬場状態。
同馬は2戦目でテンションが上がってしまい落ち着きが見られませんでしたが、ゲート内では我慢してスタートを決めて2番手からの競馬となりました。
1コーナー進入時から急激にペースダウンし、そこでいくらかゴチャつく場面があり、向正面からなだらかにペースが戻り、直線に向きつつ上がりが速くなるラップで、事実上上がり3F勝負の展開。
それでもバラけた展開になったのは、体力不足・大敗続きのレベルの低いメンバー同士の争いで、距離が持たずバテた馬が多かったためで、この低レベル戦で早目先頭から押し切りを狙うも勝ち馬の決め手に屈して3着馬に4馬身差をつける2着となりました。
前走は開幕週でフラットな馬場で超スローで3コーナーからペースアップの上がり勝負前残り戦となりました。
この流れでは4コーナー1、2番手決着も仕方ないところですが、同馬は直線で二度前が壁になる不利があり、スムーズに捌けていればもっと際どかった1戦でした。
津村騎手が「(近走の敗戦は)運がないだけで、直ぐに勝てますよ」との事。

★土曜日 ウイナーズ
東京1レース
ノースランドボーイ
前走は軽い馬場で前半押して位置取りを取りに行く馬が多く、テン争いが激しくなりました。
体高があって大トビの同馬は内枠で流れに乗れず、10番手からの競馬。
中盤では一旦緩んだものの、先行・好位勢は前半に脚を使った分、最後まで踏ん張れず、上がりが掛かって差し馬の脚色が目立つ展開。
同馬はラスト1ハロンで外に持ち出すとそこから一気に伸びて2着。
前走時でもまだ太め残りだっただけに、上積みが見込める1頭です。
「能力は高いのは間違いありません。もっと集中して走れるようになれば追い出してからの伸びは違ってきますよ」との事。


フクノグリュック
初ダート戦となった前走はパサパサのダートで時計は速めの決着となりました。
レース序盤から4〜5頭が雁行になって序盤のペースが速くなり、コーナーを通過する時は息が入りましたが、逃げ馬が直線で二枚腰を発揮して逃げ切る展開となりました。
このレースの走破時計は前日のプラタナス賞を上回る好タイム決着で、このレースの掲示板の上位5頭は上がり性能で後続を引き離していたため能力は評価でき、そこで2着となった同馬は3着馬を2馬身半、4着馬を4馬身半離しており、今回は勝ち負け濃厚の1頭となります。


ゴールドクェスト
この馬も前走が初ダート戦で2着。
前走はノースランドボーイ(2着)と対戦してコンマ1秒差の3着となりました。
ダート2戦目の今回は慣れも見込め、前進可能です。

コスモボアソルテ
新馬戦は東京ダート1600m戦で2着。
軽い馬場で平均ペースの持久戦。新馬戦にしては流れた方ですが、隊列も前に集まって上がりもあまり速くはありませんでした。
同馬は砂を被って頭を上げており、狭い所に入るとブレーキを踏むなどレースに戸惑いを見せていただけに、2戦目で慣れが見込める1頭です。


ノボバカラ
初戦はコスモボアソルテ(2着)と対戦してコンマ1秒差の4着となった同馬。
まだ稽古ではビッシリと追われていなかっただけに、使われた上積みは大きい1頭です。