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過去ログ14 2014/7/2 17:55

★日曜日 見解
福島11レース

ラリングクライ

未勝利、500万下と連勝中のハーツクライ産駒。

このレースは東京マイル戦で強い競馬をした馬が好走する傾向にあり、この馬は条件をクリアしている。

その前走は、800m通過が48.0とややスローからの3F戦となったが、L3から速い脚を要求される展開となった。
折り合い重視で後方から進め、3〜4角でも外目から仕掛けず後方で直線を向くと、そこから追われてエンジンの掛かりも良くしっかりと伸びてきた。
早めに抜け出して最後は抑える余裕を見せており、トップスピードの質、持続力共に高いものを見せた形となった。
要所で12.4-11.3と加速する地点でも置かれずスッと伸びてきた点からも後半の総合力の高さは見せてくれたと言える。
ペースも違うが、同日の古馬1000万下よりも1.1秒速いというのは評価できる材料。
後半に弱点と言えるものは無く、前半がスローで流れるなら勝ち切れるパフォーマンスは見せている。

★日曜日のブラスト
ハンデ戦となった2006年以降の3連単の配当は以下の通りです。

9万5770円
29万6850円
14万3290円
34万7250円
4万7000円
8390円
30万2550円
91万7500円

8回のうち、5回が10万馬券以上、残る3回のうち、1回は9万馬券でほとんど荒れています。
この8年間で10番人気以下の穴馬が5頭も馬券に絡んでおり、1番人気は(0.1.2.5)で信頼度は低めで2番人気は(3.2.1.1)と安定しています。

過去8年間の1人気
2013年
13ガイヤーズヴェルト8着
1走前はNHKマイルカップ5着で2走前は毎日杯2着で実績ナンバーワン。
先行できる脚質でしたが、外目の枠から脚を使わされてしまい、3コーナーでも反応せずに直線ではズルズル下がって15着。
断然内が有利な馬場で内の馬にスピード負けしてしまいました。

2012年
ヤマニンファラオ2着。
絶好枠の4番枠から番手でレースを進めて最後は追い出す余裕も見せていましたが勝ち馬の勢いに屈して2着。
内が有利な馬場で好枠から内を立ち回り、力を出し切っての2着。
実力馬がなんの不利もなく、好枠から馬場を見方にできたため、上位に入れました。

2011年
カフナ3着。
プリンシパルS3着からの参戦。
この年は馬場が悪く、内は荒れていました。2番枠からのスタートで、馬場の悪い1コーナーで脚を取られてしまい後方から折り合い重視のレースとなりました。
綺麗な馬場ならもっと際どいレースができていた内容で、馬場に泣いた1頭となります。

2010年
トゥザグローリー5着。
青葉賞2着→ダービー7着からの参戦。
1コーナーから掛かってしまい抑えが利かずに最後は
切れが鈍ってしまいました。
青葉賞では掛かっていませんでしたが、ダービーでは外枠からの競馬で少しハミを噛んでいました。
ダービー後の中間の追切は文句なしで、かなり熱心に調整された事が裏目に出てしまい、馬がやる気になり過ぎて掛かってしまいました。

2009年
イネオレオ6着。
青葉賞5着→白百合S6着からの参戦。
この年は内の馬場が悪く、13枠からのスタートで枠は悪くありませんでした。テン乗りの北村騎手が大事に乗ってしまった印象で、もっと積極的に動く競馬をしていればもう少し上位には来れていたように思えます。

2008年
ダイバーシティ3着。
この年は雨で馬場が荒れていましたが、53キロを生かして好位の内でコースロスの無い立ち回りで最後も内からしっかりと伸びました。
最後は馬場の良い外を通った馬に押し切られましたがこの馬を除く上位6頭が全て4コーナーで外を回していましたが、この馬はハンデを生かしてロスのない内を通っての3着。

2007年
クランエンブレム6着。
この年も内の馬場が荒れており、内目の4番枠から56キロを背負っての苦手な馬場で最後は伸びませんでした。

2006年
トウショウシロッコ4着。
16番枠から外を回るロスの多い競馬となってしまい、馬場の良いところは通れましたが距離ロスの方が響いてしまいました。右回りでは手前を替えない面があるため、左回り向きの印象もあり、色々な面で条件がかみ合いませんでした。